日産 エクストレイルのリコール一覧【全41件】不具合内容と対策まとめ

日産 エクストレイル(2014〜2022年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全41件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのはエアバッグ(9件)、装置その他(4件)、前照灯(3件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/06/26 — コンピュータ(リコール・対象600,595台)

不具合の内容:リチウムイオンバッテリコントローラにおいて、制御プログラムが不適切なため、不要な異常判定を行うことがある。そのため、コンビネーションメータにEVシステム警告メッセージを表示するとともに駆動モータ出力が制限され、最悪の場合、走行中に駆動用モータへの出力を停止し、走行不能に至るおそれがある。

改善措置:全車両、リチウムイオンバッテリコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2025/11/06 — 前照灯(リコール・対象783台)

不具合の内容:生産工場の完成検査において、前照灯検査が不適切なため、光軸が保安基準を満足していないおそれがある。

改善措置:全車両、前照灯の光軸を点検し、保安基準を満足しない場合には光軸の調整を行う。

2025/09/11 — 発電機(リコール・対象9,197台)

不具合の内容:e-POWER車の発電用モーターにおいて、ステータコアへの絶縁材(ワニス)塗布量管理が不適切なため、ワニスの塗布量が少ないものがある。そのため、絶縁不良が発生し、絶縁不良により絶縁抵抗値が低下し、そのまま使用を続けると、e-POWERシステム警告灯の点灯及び、警告メッセージが表示され発電用モーターが発電を停止することで、EVバッテリーへ電源供給がされなくなり、走行できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、発電用モーターのシリアル番号を確認し、不具合対象であれば対策品に交換する。

2025/02/13 — 前照灯(リコール・対象3,277台)

不具合の内容:アダプティブLEDヘッドライトコントロールモジュールにおいて、制御プログラムが不適切なため、周辺車両の存在を正しく検知できないことがある。そのため、先行車や対向車を検知した箇所を本来ロービームで照射すべきところをハイビームで照射するおそれがある。

改善措置:全車両、コントロールモジュールの制御プログラムを修正する。

2024/05/30 — その他(電気装置)(リコール・対象85,845台)

不具合の内容:ナビゲーションコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、ナビゲーションシステムが正常に作動しなくなることがある。そのため、直前直左確認用のカメラ映像が表示されないことがある。 また、一部の車種については、車載コントロールユニット間の通信制御装置(CANゲートウェイ)において、制御プログラムが不適切なため、ナビゲーションシステムの異常を検知した場合に、エンジン/e-POWERシステムの始動ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、ナビゲーションコントロールユニットの制御プログラムを修正する。 また、FE0型車、C28型車については上記に加えて、CANゲートウェイの制御プログラムを修正する。

2023/01/27 — 発電機(リコール・対象277,462台)

不具合の内容:アイドリングストップ付車のECOモータにおいて、内部ベアリングのシール仕様が不適切なため、シール性能が不足し異物が侵入するとベアリングが破損し異音が発生することがある。そのまま継続して使用した場合、ECOモータが故障しエンジンが停止するおそれがある。万が一、周辺部品に整備時等でこぼれたエンジンオイル等の可燃物がある場合、ECOモータ故障に伴う熱風と火花が開口部から吐出し周辺部品が焼損することがあり、最悪の場合、火災にいたるおそれがある。

改善措置:全車両、ECOモータを対策品に交換する。 なお、対策品の準備ができるまでの間、遮熱カバーを取り付け、部品準備ができしだい改めて案内し対策品に交換する。

2022/07/28 — 圧力制御伝達部(リコール・対象56,608台)

不具合の内容:電動ブレーキ倍力装置において、油圧ポンプモーターの部品仕様が不適切なため、頻繁なブレーキ操作を繰り返した場合、ポンプモーター内部の電線が破損し、必要油圧が不足し、ブレーキ警告灯が点灯した後に警告音が作動するおそれがある。警告灯点灯及び警告音作動した後もそのままの状態で使用を継続した場合、ブレーキの効きが悪くなる。

改善措置:全車両、当該電動ブレーキ倍力装置の油圧ポンプモーターを対策品に交換する。

2021/10/21 — 配線(リコール・対象64,116台)

不具合の内容:ハイブリッド車のエンジンルームハーネスにおいて、エンジンルームハーネスの配策が不適切なため、エンジン制御用コントロールユニットを固定しているブラケットとの隙が不足しているものがある。そのため、当該ハーネスがブラケットに干渉し電線の被覆が削られて短絡し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し、その後再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンルームハーネス当該部位に干渉保護材を装着する。

2021/02/25 — 冷却装置(リコール・対象23台)

不具合の内容:エンジンルーム内のラジエータを車体に固定するための部品(ラジエータマウントブラケット)の固定ボルトが取り付けられなかったものがあるため、ラジエータが動き、ラジエータホースの外れにより、冷却水が漏れる可能性がある。また、そのままの状態で使用を継続するとオーバーヒートが発生するおそれがある。

改善措置:全車両、ラジエータマウントブラケット固定ボルトを適切に締結する。

2020/10/22 — 前照灯(リコール・対象17台)

不具合の内容:前照灯において、車両生産工場の光軸検査設備が正常に作動していない状態で検査、調整を行ったため、光軸が保安基準を満足していないおそれがある。

改善措置:全車両、前照灯の光軸を点検し、調整が必要な場合は光軸調整を行う。

2020/03/05 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象26,908台)

不具合の内容:ハイブリッド車のハイブリッドパワートレインコントロールモジュール(HPCM)において、モータ駆動力制御プログラムが不適切なため、エンジンコントロールユニット(ECU)との通信異常が発生し、フェールセーフ状態に移行した際、動力が伝達されなくなり、一時的に走行不能に至るおそれがある。

改善措置:全車両、当該HPCMのモータ駆動力制御プログラムを改善プログラムに修正する。

2018/06/29 — その他(その他)(リコール・対象580台)

不具合の内容:車両製作工場の完成検査において、任命されていない検査員が合否判定を行ったものがあり、安全環境性能法規(保安基準)に関する検査が適切に行われていなかった。

改善措置:全車両、指定整備工場において自動車検査員による点検を行い、安全環境性能法規(保安基準)に関する不具合が認められた場合は是正する。

それ以前のリコール届出

届出日不具合装置種別対象台数
2018/03/29エアバッグリコール299,556
2017/09/07その他(その他)リコール26,953
2017/02/02エアバッグリコール25,036
2016/12/15ABSリコール18,118
2016/04/14その他(車枠車体)リコール727,585
2015/11/02エアバッグリコール310,108
2015/09/10動力用電源装置(バッテリリコール9,759
2015/09/10コンピュータ(電動機)リコール9,759
2015/06/25エアバッグリコール35,946
2015/05/13エアバッグリコール288,397
2014/12/11エアバッグリコール83,617
2014/11/27その他(燃料装置)リコール232,657
2014/06/23エアバッグリコール129,057
2013/09/26アクセルリコール765,388
2013/04/11エアバッグリコール138,592
2013/02/15装置その他リコール25
2013/02/15装置その他リコール10
2013/02/15装置その他リコール3
2013/02/15装置その他リコール1
2013/01/24エンジン本体リコール18,455
2012/09/13エンジン一般リコール16,976
2012/09/13コンピュータ(ガス・騒リコール17,864
2012/09/13エンジン一般リコール4,443
2011/11/24コンピュータ(かじ取リコール7,378
2010/06/30エアバッグリコール35,964
2009/10/13かじ取ギヤボックスリコール82,700
2009/10/13燃料タンクリコール60,221
2006/10/18ハンドルリコール51,633
2006/02/23燃料ホース/パイプリコール147,710

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。日産の公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはエクストレイルに関するユーザー申告が全684件寄せられています。装置別の内訳はエクストレイルの車両データページでご確認ください。

よくある質問

エクストレイルのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全41件です(2026-08-30時点、通称名「エクストレイル」での届出を集計)。多い装置はエアバッグ(9件)、装置その他(4件)、前照灯(3件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はエクストレイルのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(エクストレイルを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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