日産 キックスのリコール一覧【全10件】不具合内容と対策まとめ

日産 キックス(2020〜2024年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全10件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのはコンピュータ(エンジ(3件)、コンピュータ(1件)、エンジン一般(1件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2025/03/27 — コンピュータ(リコール・対象23,247台)

不具合の内容:リチウムイオンバッテリコントローラにおいて、制御プログラムが不適切なため、バッテリ充電状態を正確に把握できなくなることがある。そのため、メーターに表示されているリチウムイオンバッテリ残量計が増減をくりかえし、そのままの状態で走行を続けると、e-POWERシステム警告灯が点灯し、最悪の場合、バッテリ残量不足と誤判定されることで駆動用モータへの出力を停止し、走行不能に至るおそれがある。

改善措置:全車両、リチウムイオンバッテリコントローラの制御プログラム部番を確認し、対象のものは対策プログラムに書き換える。

2023/07/14 — エンジン一般(リコール・対象484,025台)

不具合の内容:発電用エンジンのブローバイガスを吸気管に導くブローバイホースにおいて、開発時の評価が不十分なため、ホース表面の劣化を防止するプロテクタの寸法が不足している。 このため、使用過程においてプロテクタで覆われていない部位のホース表面に亀裂が発生し、最悪の場合、エンジンが始動せず、走行中にモーターが停止し、走行できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、当該ブローバイホースを対策品(プロテクタ延長品)と交換します。

2023/07/14 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象478,199台)

不具合の内容:e-POWER車及び電気自動車のビークルコントロールモジュールにおいて、開発時にモーター出力制御プログラムの評価が不十分なため、プログラムに不備がある。 このため、クルーズコントロール(インテリジェントクルーズコントロール、プロパイロットを含む)による走行を終了した直後に特定の操作をした場合に、意図しない加速をするおそれがある。

改善措置:全車両、ビークルコントロールモジュールの制御プログラムを修正する。

2022/06/09 — アクスル(リコール・対象4,736台)

不具合の内容:後輪のアクスルにおいて、ハブを固定するアクスルボルトの締結作業が不適切なため、走行振動等によりボルトが緩み、構成部品がガタつき異音が発生するおそれがある。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ボルトが抜けてハブに干渉しホイールがロックするおそれがある。

改善措置:全車両、左右の後輪アクスルボルトの締め付け状態を点検し、規定のトルクで締めつける。

2021/10/07 — チャイルドシート(リコール・対象35,111台)

不具合の内容:後席右座席中央側のチャイルドシート固定用ISOFIXロアアンカレッジのブラケットにおいて、成形型が不適切なため、ブラケット嵌合部寸法が規定より狭くなることがあり、最悪の場合チャイルドシートを取り付けられないおそれがある。

改善措置:全車両、ブラケットを点検し、寸法が不適切な場合はブラケットを修正する。

2016/06/30 — エアバッグ(リコール・対象496,084台)

不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。

改善措置:全車両、助手席用エアバッグのインフレーターを対策品と交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要するため、準備ができた段階で、年式の古いものから順次交換する。

2016/04/14 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象124,419台)

不具合の内容:(1)過給機付車のエンジンECUの制御プログラムにおいて、燃料噴射量の設定が不適切なため、中高回転、高負荷域で走行すると排気ガス温度が著しく高くなることがある。そのため、そのまま使用を続けると熱疲労により排気マニホールドに亀裂が生じ、排気ガス漏れに至るおそれがある。

改善措置:(1)全車両、エンジンECUの燃料噴射量制御プログラムを対策仕様に書き替え、またはエンジンECUを対策品に交換する。また、全車両、排気マニホールドを新品に交換する。

2016/04/14 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象124,419台)

不具合の内容:(2)過給機付車のエンジンECUの制御プログラムにおいて、ノッキングの制御データが不適切なため、ノッキングを誤検知し、点火時期が遅れ、排気ガス温度が著しく高くなることがある。そのため、そのまま使用を続けると熱疲労により排気マニホールドに亀裂が生じ、排気ガス漏れに至るおそれがある。

改善措置:(2)全車両、エンジンECUのノッキング制御プログラムを対策仕様に書き替え、またはエンジンECUを対策品に交換する。また、全車両、排気マニホールドを新品に交換する。

2016/04/14 — 冷却装置(リコール・対象124,419台)

不具合の内容:(3)ラジエーターファンモーターにおいて、ブラシの材質が不適切なため、ブラシが吸湿して膨張することにより、接触不良となり、ラジエーターファンモーターが停止することがある。そのため、エアコンの効き不良や冷却水の水温上昇が生じ、そのまま使用を続けると、オーバーヒートやエンストに至るおそれがある。

改善措置:(3)全車両、ラジエーターファンモーターを対策品に交換する。

2011/06/23 — 駆動力伝達部(リコール・対象11,003台)

不具合の内容:4速オートマチックトランスミッションにおいて、トランスミッションケース内部の潤滑油路が不適切なため、高速走行時(65km/h超え)に、プロペラシャフトとの潤滑が不足となることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、トランスミッション後端部が破損し、走行不能となるおそれがある。 また、一部の車種においては、プロペラシャフトが外れ、燃料タンクを損傷させ、燃料漏れとなるおそれがある。

改善措置:全車両、エクステンションハウジング及びプロペラシャフトを点検し、(1)いずれも異常が認められない場合は、オートマチックトランスミッション内に潤滑油路変更用スペーサーを追加する。 (2)エクステンションハウジング及びプロペラシャフトのいずれか、または両方に異常がある場合は、オートマチックトランスミッションのアウトプットシャフトを点検し、異常が認められる場合は、新品のプロペラシャフトおよび潤滑油路を変更した対策品オートマチックトランスミッションに交換する。 (3)エクステンションハウジング及びプロペラシャフトのいずれか、または両方に異常がある場合は、オートマチックトランスミッションのアウトプットシャフトを点検し、異常がない場合は、オートマチックトランスミッション内に潤滑油路変更用スペーサーを追加し、新品のプロペラシャフトおよび新品のエクステンションハウジングに交換する。 なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置として 全ての使用者に対し、高速走行(65km/h超え)での使用停止を要請する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。日産の公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはキックスに関するユーザー申告が全3件寄せられています。装置別の内訳はキックスの車両データページでご確認ください。

よくある質問

キックスのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全10件です(2026-08-30時点、通称名「キックス」での届出を集計)。多い装置はコンピュータ(エンジ(3件)、コンピュータ(1件)、エンジン一般(1件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はキックスのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(キックスを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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