三菱 パジェロ(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全29件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
まず要約:パジェロのリコール届出 全29件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2020/05/14 | 1147390 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 1,506 |
| 2017/12/01 | 1141440 | エアーバッグ | リコール | 46,824 |
| 2017/03/30 | 1140120 | エアバッグ | リコール | 58,562 |
| 2016/11/24 | 1139350 | エアバッグ | リコール | 100,480 |
| 2016/06/30 | 1138330 | エアバッグ | リコール | 20,433 |
| 2016/06/17 | 1138370 | 燃料噴射装置 | リコール | 1 |
| 2016/02/19 | 1137760 | エアバッグ | リコール | 152,678 |
| 2016/02/18 | 1137470 | その他(電気装置) | リコール | 371,518 |
| 2014/10/16 | 1134411 | エンジン本体 | リコール | 8,871 |
| 2014/10/16 | 1134412 | コンピュータ(エンジ | リコール | 8,871 |
| 2014/10/16 | 1134413 | 過給機 | リコール | 8,871 |
| 2013/07/25 | 1131980 | 排ガス減少装置 | リコール | 4,211 |
| 2013/02/15 | 1130990 | 装置その他 | リコール | 2 |
| 2010/04/08 | 1124980 | デファレンシャル | リコール | 57 |
| 2008/07/03 | 2103710 | 圧力制御伝達部 | 改善対策 | 41,121 |
| 2007/11/21 | 1120040 | その他(動力伝達) | リコール | 153 |
| 2007/06/27 | 1119010 | シフトレバー/ペダル | リコール | 736 |
| 2006/11/14 | 1117770 | ヒューズ | リコール | 268 |
| 2005/11/01 | 2103010 | 燃料ポンプ | 改善対策 | 41,385 |
| 2004/10/28 | 1112830 | ブローバイ装置 | リコール | 57 |
| 2004/07/22 | 1111740 | エンジン本体 | リコール | 141,818 |
| 2004/06/30 | 1111380 | エンジン一般 | リコール | 577 |
| 2004/06/18 | 1111160 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 3,300 |
| 2001/07/31 | 2101860 | 圧力制御伝達部 | 改善対策 | 33,014 |
| 2001/02/15 | 1107130 | A/T | リコール | 17,745 |
| 2000/07/26 | 1106430 | 圧力制御伝達部 | リコール | 1,529 |
| 2000/07/26 | 1106480 | エンジン本体 | リコール | 55,485 |
| 1996/07/18 | 1104610 | 圧力制御伝達部 | リコール | 296,414 |
| 1994/05/24 | 1104390 | 熱害防止装置 | リコール | 9,995 |
装置別に多いのはエアバッグ(4件)、圧力制御伝達部(4件)、エンジン本体(3件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2020/05/14 — 緩衝アーム/ロッド(リコール・対象1,506台)
不具合の内容:前輪緩衝装置の右側ロアアームにおいて、溶接工程での部品の固定が不十分なため、溶接位置がずれ、溶接強度が不十分なものがある。そのため、制動時の負荷により溶接部位がはがれ、走行が不安定になるおそれがある。
改善措置:全車両、右側ロアアームを良品と交換する。
2017/12/01 — エアーバッグ(リコール・対象46,824台)
不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。
改善措置:全車両、エアバッグインフレーターまたはエアバッグモジュールを対策品と交換する。
2017/03/30 — エアバッグ(リコール・対象58,562台)
不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。
改善措置:全車両、エアバッグインフレーターまたはエアバッグモジュールを対策品と交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要することから、部品が供給できない場合には、暫定措置として助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザー部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。
2016/11/24 — エアバッグ(リコール・対象100,480台)
不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。
改善措置:全車両、エアバッグインフレーターまたはエアバッグモジュールを対策品と交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要することから、部品が供給できない場合には、暫定措置として助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザー部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。
2016/06/30 — エアバッグ(リコール・対象20,433台)
不具合の内容:運転者席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。
改善措置:全車両、運転者席用エアバッグのインフレーターを対策品と交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要するため、準備ができた段階で、年式の古いものから順次交換する。
2016/06/17 — 燃料噴射装置(リコール・対象1台)
不具合の内容:ガソリンエンジンのフューエルインジェクターにおいて、製造管理が不適切なため、当該インジェクター内に装着されているフィルターのメッシュ部に穴が開いているものがある。そのため、燃料配管内の異物がフューエルインジェクター内部に侵入すると、当該インジェクターが作動不良となり適切に燃料が供給されず、失火によりエンジン不調となるほか、最悪の場合、走行中にエンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、フューエルインジェクターを良品に交換する。
2016/02/19 — エアバッグ(リコール・対象152,678台)
不具合の内容:特定の運転者席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、原因は判明していないが、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがあることから、予防的措置として、当該インフレーターを交換する。
改善措置:全車両、予防的措置として、当該インフレーターを交換用部品が準備できた段階で、年式の古いものから代替品と順次交換、回収して原因調査を実施する。
2016/02/18 — その他(電気装置)(リコール・対象371,518台)
不具合の内容:ターン/ライトスイッチにおいて、取付剛性不足のため、スイッチ操作によりコネクターの端子が摩耗し、その摩耗屑が酸化して絶縁物が生成されるものがある。そのため、そのまま使用を続けると、絶縁物が端子の間にかみ込み、導通不良となり、前照灯、車幅灯、前部霧灯、後部霧灯、尾灯、番号灯および当該スイッチ連動の車室内照明が不灯、あるいは点滅、または、方向指示器が不灯となるおそれがある。
改善措置:全車両、コネクター端子部(二箇所)にグリースを塗布する。
2014/10/16 — エンジン本体(リコール・対象8,871台)
不具合の内容:タイミングチェーンテンショナーの張力調整機構の構造が不適切なため、タイミングチェーンにかかる張力が不足して、エンジン駆動中に異音が発生することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、タイミングチェーンが破損し、最悪の場合、エンストして再始動できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、タイミングチェーンテンショナーを対策品と交換する。また、タイミングチェーンシステムを点検し、損傷が確認された場合は、システム一式を新品と交換する。
2014/10/16 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象8,871台)
不具合の内容:エンジンECUの燃料噴射プログラムが不適切なため、燃料噴射の学習機能が正常に機能しないことがある。そのため、DPF(ディーゼル粒子状物質除去装置)に過剰に煤が堆積し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、エンストして再始動できなくなるおそれがある。
改善措置:エンジンECUのプログラムを対策品に書き替え、燃料噴射学習を実施するとともに、DPFを点検し、煤が過剰堆積しているものは新品に交換する。また、メンテナンスノートの「コモンレール噴射システム噴射量補正」点検整備方式のページにシールを貼り付け、正しい記載内容に訂正する。なお、エンジンECUが対策済みの車両は、メンテナンスノートの訂正のみを実施する。
2014/10/16 — 過給機(リコール・対象8,871台)
不具合の内容:ターボチャージャの可変ノズルベーンを駆動するリンク部の耐食性が不十分なため、当該リンク部が発錆して固着する場合がある。そのため、エンジンECUが過給圧異常を検出してエンジン警告灯が点灯し、出力制限を伴うフェールセーフモードに入るとともに、排気ガス濃度が基準値を超過するおそれがある。
改善措置:全車両、ターボチャージャの可変ノズルベーンを駆動するリンク部のターンバックルを対策品と交換し、エンジンECUのプログラムを対策品に書き替える。
2013/07/25 — 排ガス減少装置(リコール・対象4,211台)
不具合の内容:排気ガス再循環(EGR)バルブにおいて、バルブシャフト部にあるブッシュのシール構造が不適切なため、バルブシャフト作動時にシール性が低下し、排気ガスがモータ内に侵入する場合がある。その後、モータ内部にあるブラシが異常摩耗することにより導通不良が発生すると、EGRバルブの機能が停止し、エンジン警告灯が点灯する。
改善措置:全車両、排気ガス再循環(EGR)バルブの外観形状を確認し、シール構造変更前品の場合には対策品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。三菱の公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはパジェロに関するユーザー申告が全245件寄せられています。装置別の内訳はパジェロの車両データページでご確認ください。
よくある質問
パジェロのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全29件です(2026-08-30時点、通称名「パジェロ」での届出を集計)。多い装置はエアバッグ(4件)、圧力制御伝達部(4件)、エンジン本体(3件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はパジェロのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。