KTM EXC(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全6件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:EXCのリコール届出 全6件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近6件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2014/11/25 | 1221180 | ショックアブソーバ | リコール | 63 |
| 2013/05/24 | 1219290 | アクセル | リコール | 77 |
| 2013/04/19 | 1219100 | 消音器 | リコール | 596 |
| 2013/02/25 | 1218870 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 162 |
| 2007/07/26 | 1214240 | 燃料タンク | リコール | 153 |
| 2003/05/22 | 1210230 | かじ取りホーク | リコール | 104 |
装置別に多いのはショックアブソーバ(1件)、アクセル(1件)、消音器(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2014/11/25 — ショックアブソーバ(リコール・対象63台)
不具合の内容:左右フロントフォークにおいて、内部のロックナットの締め付けが不適切なため、使用過程で、当該ロックナットが緩むものがある。そのため、異音や走行安定性の支障が発生し、そのままの状態で使用を続けると、当該ロックナットが外れ、最悪の場合、フロントフォークがロックするおそれがある。
改善措置:全車両、左右フロントフォークを点検し、ロックナットに緩みがあるものは、適切に締め付ける。また、ロックナットが緩みにより損傷している場合には、損傷箇所を新品に交換する。
2013/05/24 — アクセル(リコール・対象77台)
不具合の内容:スロットルグリップ上部ハウジングの成形が不適切なため、当該ハウジング内部において、まれにスロットルケーブルワイヤーがローラーからはずれ、ハウジングとローラーの間に挟まることがある。そのため、スロットルグリップを戻してもエンジンの回転がすぐに下がらず、最悪の場合、エンジン回転が固定されたままになる。
改善措置:全車両、スロットルグリップ上部ハウジングを良品に、ローラーとブッシュを対策品に交換する。
2013/04/19 — 消音器(リコール・対象596台)
不具合の内容:消音器の騒音低減機構を容易に除去できる構造であるため保安基準第30条に抵触する。
改善措置:全車両、トルクスネジを取り外し、リベット留めに変更する。また、排気管の開口部に脱着可能なキャップを取り付けている車両については、キャップを取り外せないよう溶接して固定する。
2013/02/25 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象162台)
不具合の内容:燃料ホースの強度が不足しているため、燃料の圧力により当該燃料ホースが損傷して燃料が漏れることがある。最悪の場合、漏れた燃料がエンジンに付着して出火する。
改善措置:全車両、当該燃料ホースを良品に交換する。
2007/07/26 — 燃料タンク(リコール・対象153台)
不具合の内容:燃料タンクのキャップの材質が不適切なため、当該キャップが燃料により膨潤し、燃料タンクとキャップの間に隙間が生じ、気密性が劣るものがある。そのため、そのまま使用を続けると、燃料が漏れて、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、燃料タンクのキャップを対策品に交換する。
2003/05/22 — かじ取りホーク(リコール・対象104台)
不具合の内容:かじ取り装置において、フロントフォークとフレームとを連結する部品(トリプルクラン プ)の熱処理が不適切なため、悪路走行等の過酷な運転を行った場合、トリプルクランプ のステアリングシャフト挿入部分に亀裂が発生し、最悪の場合、フロントフォークが脱落 して走行不能となるおそれがある。
改善措置:全車両、トリプルクランプのドットマークを確認し、対象となるものはトリプルクランプアッセ ンブリーを良品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。KTMの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはEXCに関するユーザー申告が全1件寄せられています。装置別の内訳はEXCの車両データページでご確認ください。
よくある質問
EXCのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全6件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(250EXC-F ほか19表記)での届出を集計)。多い装置はショックアブソーバ(1件)、アクセル(1件)、消音器(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はEXCのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。