KTM ADVENTUREのリコール一覧【全16件】不具合内容と対策まとめ

KTM ADVENTURE(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全16件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:ADVENTUREのリコール届出 全16件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2025/12/261241330コンピュータ(エンジン)リコール939
2021/07/151232530主ペダル/レバーリコール441
2020/08/051230690主ブレーキ一般リコール283
2019/11/111229460燃料タンクリコール84
2016/12/211224170配線リコール566
2016/11/111223360ショックアブソーバリコール44
2012/06/291218510ABSリコール125
2007/06/211214161主ブレーキ一般リコール98
2007/06/211214162主ブレーキ一般リコール207
2007/06/211214163主ブレーキ一般リコール44
2007/06/211214164燃料ホース/パイプリコール151
2007/06/071214140チェーンリコール55
2006/08/211213400ABSリコール25
2005/07/261212440ホイールリコール152
2004/11/081211740ホイールリコール152
2003/05/221210230かじ取りホークリコール104

装置別に多いのは主ブレーキ一般(4件)、ABS(2件)、ホイール(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2025/12/26 — コンピュータ(エンジン)(リコール・対象939台)

不具合の内容:エンジン制御コンピュータにおいて、燃料噴射制御プログラムが不適切なため、インジェクタによる燃料噴射量を正しく制御できないことがある。そのため、燃焼に必要な燃料噴射量が不足し、最悪の場合、減速時や低回転時にエンジンが停止するおそれがある。

改善措置:全車両、エンジン制御コンピュータの燃料噴射制御プログラムを対策されたものに書き換える。

2021/07/15 — 主ペダル/レバー(リコール・対象441台)

不具合の内容:フロントブレーキにおいて、マスターシリンダー内のリターンスプリング製造時の確認作業が不適切なため、スプリング反発力が不足しているものがある。そのため、ブレーキ操作終了後に、当該スプリングの反力が足りないことでマスターシリンダ内のピストンが所定の位置に戻らず、最悪の場合、続けてブレーキ操作を行うとフロントブレーキの制動能力が低下するおそれがある。

改善措置:全車両、フロントブレーキマスターシリンダーのリターンスプリングを対策品に交換する。

2020/08/05 — 主ブレーキ一般(リコール・対象283台)

不具合の内容:後輪用ブレーキホースにおいて、製造時に使用材料が不適切なため、耐熱特性が不足しているものがある。そのため、車両走行時の後輪ブレーキの作動によりブレーキホースの接合金具加締め部が高温になると、ホース内部が損傷して詰まり、最悪の場合、後輪ブレーキが操作不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、後輪用ブレーキホースを対策品に交換する。

2019/11/11 — 燃料タンク(リコール・対象84台)

不具合の内容:燃料タンクにおいて、製造機器の設定が不適切なため、燃料タンク空洞部とスクリューキャップインサートとの隙間が小さいものがある。そのため、スクリューを規定トルクを超えてで締め付けた場合に、隙間部分に亀裂が生じて燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、燃料タンクを点検し、燃料漏れが発生している場合は、燃料タンクを対策品に交換する。燃料漏れがない場合は、スクリューキャップインサート部に対策品を組み込む。

2016/12/21 — 配線(リコール・対象566台)

不具合の内容:電気配線の配索設計が不適切なため、メインハーネスとアンチロックブレーキシステム(ABS)モジュレータが干渉しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、メインハーネスの被覆が損傷し、損傷箇所からABSモジュレータに電流が流れて当該モジュレータ内部のコントロールユニットが破損してしまい、ABS警告灯が点灯して、ABSが作動しないおそれがある。

改善措置:全車両メインハーネスを点検し、損傷がない場合は、メインハーネスをシートフレームに固定する。損傷がある場合は、さらにABSモジュレータを点検し、異常が認められる場合は、当該モジュレータを良品と交換したうえでメインハーネスを修理し、シートフレームに固定する。

2016/11/11 — ショックアブソーバ(リコール・対象44台)

不具合の内容:電子制御式リヤショックアブソーバにおいて、制御プログラムが不適切なため、ショックアブソーバ圧縮時にラバーシール部に過大な油圧がかかり、オイルが漏れることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ショックアブソーバが破損し、走行安定性を損なうおそれがある。

改善措置:全車両、リヤショックアブソーバを点検し、オイルが漏れていないものは、制御プログラムを書き替える。オイルが漏れているものは、リヤショックアブソーバ一式を新品に交換する。

2012/06/29 — ABS(リコール・対象125台)

不具合の内容:ABSシステムを装備した車両において、速度計に表示されているABS警告ランプに赤色の警告ランプが搭載されている。

改善措置:全車両、速度計を対策品と交換する。

2007/06/21 — 主ブレーキ一般(リコール・対象98台)

不具合の内容:後輪の制動装置において、キャリパーピストンの遮熱構造が不適切なため、制動時に発生する熱でブレーキオイルが高温になることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ブレーキオイルが沸騰し、最悪の場合、べーぺーロックが発生し、制動力が不足するおそれがある。

改善措置:全車両、後輪のキャリパーピストンを対策品と交換する。

2007/06/21 — 主ブレーキ一般(リコール・対象207台)

不具合の内容:後輪の制動装置において、マスターシリンダーの油路及びインナーカバーの構造が不適切なため、インナーカバーとブレーキオイルの間に気泡が残っているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、リザーバタンクの液量が減ったときにその気泡がオイルラインに混入し、最悪の場合、制動力が不足するものがある。

改善措置:全車両、車両のモデル番号を確認し、後輪のマスターシリンダー一式又はインナーカバーを対策品と交換する。

2007/06/21 — 主ブレーキ一般(リコール・対象44台)

不具合の内容:後輪の制動装置において、ブレーキホースの取回しが悪いため、エンジンの振動によりブレーキホースが共振し、ブレーキオイルに気泡が発生しやすくなるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、気泡が増加し、最悪の場合、制動力が不足するおそれがある。

改善措置:全車両、後輪ブレーキホースを対策品と交換する。

2007/06/21 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象151台)

不具合の内容:燃料タンクの構造が不適切なため、左右の内圧が均一でなくなるものがある。そのため、そのまま使用を続けると、燃料供給が適切に行われず、エンジンが停止し、再始動できないおそれがある。また、燃料ンクの内圧が異常に上昇した場合、ガソリンキャップを開けると突然ガソリンが噴出し、最悪の場合、火災に至るおそれがある

改善措置:全車両、燃料タンクに左右の内圧を均等にするためのコネクションホースを取り付ける。

2007/06/07 — チェーン(リコール・対象55台)

不具合の内容:スイングアームに取り付けられているチェーンガイドの組付工程において、固定ネジにネジロック剤を塗布していないものがあるため、車両の振動等によりネジが緩むものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ネジが外れ、チェーンガイドが動いてドライブスプロケットとチェーンとの間に噛み込まれ、最悪の場合、後輪がロックして転倒するおそれがある。

改善措置:全車両、チェーンガイドを固定するネジに、ネジロック剤を塗布し、適正トルクで締める。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。KTMの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはADVENTUREに関するユーザー申告が全3件寄せられています。装置別の内訳はADVENTUREの車両データページでご確認ください。

よくある質問

ADVENTUREのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全16件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(950ADVENTSRE ほか12表記)での届出を集計)。多い装置は主ブレーキ一般(4件)、ABS(2件)、ホイール(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はADVENTUREのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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