ホンダ ステップワゴン(2015〜2022年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全25件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
装置別に多いのはその他(車枠車体)(3件)、エアバッグ(3件)、燃料ポンプ(2件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2026/05/28 — 燃料ポンプ(リコール・対象3,364台)
不具合の内容:リコール作業において、低圧燃料ポンプの交換作業が不適切なため、交換部品であるロックナットを再利用、及び部品組付け後の指定工具を使用しないで締付けたものがある。そのため、そのまま使用を続けると気密保持力が低下し、ポンプの固定部からガソリンが漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、ロックナット及びパッキンを新品と交換し、指定工具を使用して規定トルクで締付ける。
2023/12/08 — 圧力制御伝達部(改善対策・対象525,568台)
不具合の内容:電動サーボブレーキシステムのブレーキオペレーティングシミュレータにおいて、製造工程が不適切なため、製造時に使用する組付け油が圧力センサ内に浸入することがある。そのため、使用過程で当該センサ内の抵抗部が腐食し、出力値が異常となり、警告灯が点灯するとともにフェールセーフが働き、ブレーキペダルの操作力が増大するおそれがある。
改善措置:全車両、ブレーキオペレーティングシミュレータを対策品と交換する。 ただし、改善対策部品の供給に時間を要することから、希望されるお客様へは、点検の必要が生じた際にその旨の案内をマルチインフォメーションディスプレイに表示する自己診断ソフトウェアを追加する。 なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。
2023/12/08 — 燃料ポンプ(リコール・対象1,138,046台)
不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。
2023/03/31 — 圧力制御伝達部(改善対策・対象578,956台)
不具合の内容:電動サーボブレーキシステムのブレーキオペレーティングシミュレータにおいて、製造工程が不適切なため、製造時に使用する組付け油が圧力センサ内に浸入することがある。そのため、使用過程で当該センサ内の抵抗部が腐食し、出力値が異常となり、警告灯が点灯するとともにフェールセーフが働き、ブレーキペダルの操作力が増大するおそれがある。
改善措置:全車両、ブレーキオペレーティングシミュレータの圧力センサの出力値を点検し、点検基準を外れるものはブレーキオペレーティングシミュレータを対策品と交換する。
2021/05/20 — その他(車枠車体)(改善対策・対象88,865台)
不具合の内容:テールゲートオープンステーにおいて、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部構造が不適切なため、ボールジョイントとボールスタッドを固定するクリップが変形し、浮き上がることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、テールゲート開閉の繰返しにより、ボールジョイントが車体から外れ、テールゲートが突然降下するおそれがある。
改善措置:全車両、テールゲートオープンステー及びボールジョイント外れ防止カバーを新品に交換する。なお、改善対策部品の供給に時間を要することから、暫定措置として、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部を結束バンドで固定する。
2020/06/04 — シートベルト(リコール・対象8,390台)
不具合の内容:後部座席ベルトにおいて、組付設備の調整が不適切なため、ベルトリトラクタロック機構部のスプリングが屈曲して組付けられたものがある。そのため、当該スプリングが構成部品と干渉し、シートベルトが素早く引き出された際にロックしないおそれがある。
改善措置:全車両、対象となる後部座席ベルトの製造番号を点検し、該当する場合は座席ベルトを良品と交換する。
2020/01/23 — エアバッグ(リコール・対象43,904台)
不具合の内容:運転者席側エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、吸湿防止が不適切なため、ガス発生剤が吸湿することがある。そのため、使用過程でガス発生剤が吸湿や乾燥を繰り返した場合など、エアバッグ作動時に正常に展開しないおそれがある。
改善措置:全車両、予防的措置として運転者席側エアバッグのインフレータを代替品と交換する。なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。
2018/11/15 — その他(車枠車体)(改善対策・対象593,815台)
不具合の内容:テールゲートオープンステーにおいて、ボールスタッドを取付けるテールゲートヒンジの締結座面穴径及び、ボールスタッドの締結座面径の指示が不適切なため、テールゲート開閉操作を繰返し行うと締結座面が座屈するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ボールスタッドが緩み、最悪の場合、ボールスタッドが折損しテールゲートが突然降下するおそれがある。
改善措置:全車両、ボールスタッドの締付けトルクを点検し、緩みのあるものは新品のボールスタッドと交換して新たに設定したトルクで締付ける。緩みのないものは、当該ボールスタッドを新たに設定したトルクで締付ける。一部の車両においては、緩みのあるものは、新品のボールスタッドに緩み防止剤を塗布し、新たに設定したトルクで締付ける。緩みのないものは、当該ボールスタッドに緩み防止剤を塗布し、新たに設定したトルクで締付ける。
2018/11/15 — その他(車枠車体)(改善対策・対象186,108台)
不具合の内容:テールゲートオープンステーにおいて、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部構造が不適切、または、上側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの組付け作業が不適切なため、ボールジョイントと車体側ボールスタッドを固定するクリップが浮くものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、テールゲート開閉の繰返しにより、ボールジョイントが車体から外れ、テールゲートが突然降下するおそれがある。
改善措置:全車両、テールゲートオープンステーのボールジョイントに外れ防止カバーを追加する。
2018/05/31 — 主ブレーキ一般(リコール・対象209,060台)
不具合の内容: ブレーキマスタシリンダにおいて、セカンダリカップの材質と形状が不適切なため、カップがリザーバタンクホースからブレーキ液中に溶け出した可塑剤により膨潤し、また、走行中のエンジンからの熱影響により膨張すると、変形することがある。そのため、シール性能が低下して、ブレーキペダルをゆっくり踏むとシール部からブレーキ液が漏れ、最悪の場合、制動距離が長くなるおそれがある。
改善措置: 全車両、ブレーキマスタシリンダアッセンブリを対策品と交換する。
2015/07/09 — エアバッグ(リコール・対象1,625,144台)
不具合の内容:特定タイプの運転者席側SRSエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、市場回収品を調査した結果、ガス発生剤の密度にばらつきが大きいものを確認した。このため、原因は判明していないが、エアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがあることから、予防的措置として当該インフレータを新品に交換する。
改善措置:全車両、予防的措置として、平成27年5月14日付け、届出番号「3567」に含め、運転者席側SRSエアバッグインフレータを年式の古いものから新品と順次交換、回収して原因調査を実施する。
2015/05/14 — エアバッグ(リコール・対象803,125台)
不具合の内容:運転者席側SRSエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、市場から回収したものから、異常展開に繋がるおそれがあるインフレータ容器内圧の異常出力が認められた。このため、原因は判明していないが、一定の期間までに製造した同タイプのインフレータについて、予防的措置として当該インフレータを新品に交換する。
改善措置:全車両、予防的措置として、運転者席側SRSエアバッグインフレータを年式の古いものから新品と順次交換、回収して不具合原因調査を実施する。
それ以前のリコール届出
| 届出日 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|
| 2013/10/17 | 冷却装置 | リコール | 13,019 |
| 2013/03/14 | コンピュータ(制御装 | リコール | 56,839 |
| 2008/09/04 | パワーステアリング | 改善対策 | 1,573 |
| 2008/07/17 | コンピュータ(制御装 | リコール | 237 |
| 2008/07/10 | 主ペダル/レバー | リコール | 147 |
| 2007/03/22 | 配線 | リコール | 298,231 |
| 2006/06/14 | 始動装置 | リコール | 483,185 |
| 2006/05/31 | その他(その他) | 改善対策 | 423,344 |
| 2005/07/21 | 燃料タンク | リコール | 21,179 |
| 2005/07/21 | かじ取ギヤボックス | リコール | 21,179 |
| 2004/02/26 | 前照灯 | リコール | 190,424 |
| 2002/08/01 | エアーバッグ | リコール | 155 |
| 2001/04/11 | 車体 | 改善対策 | 1,278 |
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ホンダの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはステップワゴンに関するユーザー申告が全441件寄せられています。装置別の内訳はステップワゴンの車両データページでご確認ください。
よくある質問
ステップワゴンのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全25件です(2026-08-30時点、通称名「ステップワゴン」での届出を集計)。多い装置はその他(車枠車体)(3件)、エアバッグ(3件)、燃料ポンプ(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はステップワゴンのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(ステップワゴンを選択済み)をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。