まず要約:国土交通省に寄せられたPCXの不具合申告
ユーザー申告 101件・リコール届出 3件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、2026-10-24時点)。下表は全101件の内訳です。
装置別の申告件数
| 不具合装置 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| エンジン | 30 | 29.7% |
| かじ取り | 18 | 17.8% |
| 動力伝達 | 16 | 15.8% |
| 車枠・車体 | 12 | 11.9% |
| 燃料装置 | 10 | 9.9% |
| 保安灯火 | 5 | 5.0% |
| 電気装置 | 3 | 3.0% |
| 制動装置 | 2 | 2.0% |
| 走行装置 | 2 | 2.0% |
| その他 | 1 | 1.0% |
| 電動機(モーター) | 1 | 1.0% |
| 乗車装置 | 1 | 1.0% |
初度登録年(年式)別の申告件数
| 初度登録年 | 1990 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 不明 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 件数 | 1 | 1 | 10 | 4 | 7 | 9 | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 3 | 4 | 11 | 3 | 1 | 1 | 36 |
申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。
申告時の走行距離別の件数
| 走行距離 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 3万km未満 | 70 | 69.3% |
| 3〜5万km | 3 | 3.0% |
| 5〜10万km | 2 | 2.0% |
| 10〜15万km | 0 | 0.0% |
| 15万km以上 | 0 | 0.0% |
| 記載なし | 26 | 25.7% |
本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用はPCXには適用していません。
申告の多い装置と申告内容の例
申告の多い装置はエンジン(30件・29.7%)、かじ取り(18件・17.8%)、動力伝達(16件・15.8%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。
エンジン — 30件(29.7%)
- 走行中エンジンが止まったり、エンジンがかからなくなる。
(2025-11-16・初度登録2018/09・8,100km) - 暑い時期になると、時々エンジン始動できなくなる症状や、信号待ちでエンジン不動になったこともあった。ディーラーで燃料ポンプの不具合と診断され部品交換した。
(2025-08-18・初度登録2020/11・14,000km) - 走行中のエンジン停止や、エンジンが始動しない症状が度々あった。
(2025-07-29・初度登録2019/09・7,500km)
かじ取り — 18件(17.8%)
- ブレーキをかけた時にハンドルが前後にぐらっとズレて危なく手がハンドルから離れそうになった。
(2026-06-09・初度登録2021/07・13,000km) - ハンドルが前後にガタつくようになった。
(2025-12-01・初度登録2022/12・6,827km) - ハンドルがブレるようになり、次第に右に傾いたような状態になった。調べてみたところ、ハンドルのマウントブッシュ不良と判った。
(2025-09-03・初度登録2023/05・1,000km)
動力伝達 — 16件(15.8%)
- 走行中ギアケース側から突然異音(100デシベル以上)が発生し、急減速して走行不能となった。バイクを確認したところ、プーリーフェイス(クランク側)のナットが脱落していた。
(2025-02-13・初度登録2022/07・6,492km) - エンジンを動かした状態で信号待ちで停車したり、センタースタンドを立ててリアタイヤの動きを止めたとき、後輪軸周辺から「ガー」「シャー」といった異音がする。また、エンジン停止状態でリアタイヤを手で回転させてみると「シャー」といった音がするが、その音が新車購入時よりも大きくなっている。
(2020-05-20・初度登録2018/08・11,000km) - 変速機のドライブフェース(プーリー)を固定しているナットが外れたため、異音が発生し、一度エンジンを止めたところ、再始動不能になった。
(2019-12-04・初度登録2014/05・40,000km)
PCXのリコール届出
PCXのリコール・改善対策の届出は全3件です(2026-10-24時点)。不具合内容と改善措置はPCXのリコール一覧にまとめています。
データの読み方
不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。
ホンダ PCXの装置別内訳と直近のリコールはPCXの車両データページでもご覧いただけます。
よくある質問
PCXの不具合申告は何件ありますか?
国土交通省の不具合情報データベースにはPCX(通称名の複数の表記(PCX 125 ほか5表記))に関するユーザー申告が101件あります(2026-10-24時点)。リコール届出は3件です。
PCXで多い不具合は何ですか?
申告を装置別に集計すると、多い順にエンジン(30件・29.7%)、かじ取り(18件・17.8%)、動力伝達(16件・15.8%)です。
PCXは壊れやすい車ですか?
申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトではPCXの推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。