ホンダ N-ONEのリコール一覧【全10件】不具合内容と対策まとめ

ホンダ N-ONE(2020〜2024年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全10件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのは点火コイル(3件)、コンピュータ(エンジ(2件)、エンジン一般(1件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2025/01/31 — エンジン一般(リコール・対象1,556,855台)

不具合の内容:自然吸気エンジンに搭載されている排気ガス再循環装置(EGR)において、EGRパイプフランジ部の材質及びEGRの作動制御プログラムが不適切なため、冷間時の短距離走行を繰り返すと、当該パイプフランジ部とEGRバルブ開口部周辺に凝縮水が付着し、腐食することがある。そのため、そのまま使用を続けると、腐食した破片がEGRバルブとバルブシートの間に噛み込み、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:①全車両、EGRパイプを対策品と交換し、エンジン制御コンピュータを対策プログラムへ書き換え、EGRバルブ開口部周辺の錆を取り除く。 なお、対策品の供給に時間を要することから、ご希望されるお客様には先行で対策プログラムの書き換えを行い、部品準備が整い次第、改めて案内し対策品と交換する。 ②全車両、EGRパイプを対策品に交換し、EGRバルブ開口部周辺の錆を取り除く。 なお、対策品の供給に時間を要することから、部品準備が整い次第、改めて案内し対策品と交換する。

2023/06/02 — 燃料タンク(リコール・対象307,351台)

不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

2023/02/09 — M/T(リコール・対象652台)

不具合の内容:手動変速機を搭載した車両において、ピークトルクリミッタの樹脂製ハウジングの成形条件が不適切なため、当該ハウジングの強度が低下したものがある。そのため、クラッチの繰返し操作によりハウジングが破損し、クラッチ液が漏れ、最悪の場合、クラッチ操作ができず変速できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、ピークトルクリミッタを良品と交換する。

2022/06/02 — 燃料ポンプ(リコール・対象219,623台)

不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

2021/11/18 — 前照灯(リコール・対象12台)

不具合の内容:前照灯又は前部霧灯において、車両製作工場での光軸検査の管理に不適切なものがあり、前照灯又は前部霧灯の光軸が保安基準を満足していないおそれがある。

改善措置:全車両、前照灯又は前部霧灯の光軸を点検し、調整が必要な場合は光軸調整を行う。

2015/11/26 — 点火コイル(リコール・対象1台)

不具合の内容:点火コイル内部の電気ノイズを除去する雑防抵抗の構造が不適切なため、点火時の通電によるアーク放電により、当該抵抗端末部が断線するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、プラグシールが劣化して放電し、点火コイルの出力が不足してエンジン不調となり、エンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置:全車両、点火コイルを対策品と交換するとともに、点火プラグを新品と交換する。

2015/09/03 — 点火コイル(リコール・対象112,680台)

不具合の内容:点火コイル内部の電気ノイズを除去する雑防抵抗の構造が不適切なため、点火時の通電によるアーク放電により、当該抵抗端末部が断線するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、プラグシールが劣化して放電し、点火コイルの出力が不足してエンジン不調となり、エンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置:全車両、点火コイルを対策品と交換するとともに、点火プラグを新品と交換する。

2015/09/03 — 点火コイル(リコール・対象141,637台)

不具合の内容:点火コイル内部の電気ノイズを除去する雑防抵抗の構造が不適切なため、一定車速での走行時に大きなアクセルペダル操作を繰り返すと、点火時の通電によるアーク放電により、当該抵抗端末部が断線するものがある。そのため、点火コイルの出力が不足してエンジン不調となり、エンジン警告灯が点灯するおそれがある。また、点火時に発生するノイズによりエンジン制御コンピュータが正しく制御できず、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置:全車両、点火コイルを対策品に交換する。

2014/10/02 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象115,443台)

不具合の内容:エンジン制御コンピュータ(ECU)のプログラムが不適切なため、エンジン停止直前にスタータ信号や吸気空気量センサ等のデータ処理プログラムを誤ったプログラムに書き換えてしまうことがある。そのため、ECUによる正常な制御が行われず、エンジンが再始動しないおそれがある。また、アイドリングストップシステム装着車においては、エンジンの再始動時に、スタータモータが断続的に回転して再始動せず、スタータモータが損傷する場合や、アイドリングストップシステムによるエンジン始動後にエンジン不調となり、エンジンが停止し再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジン制御コンピュータを対策プログラムに書き換えるとともに、スタータモータを点検し、損傷のあるものは新品と交換する。

2014/10/02 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象138,377台)

不具合の内容:エンジン制御コンピュータ(ECU)のプログラムが不適切なため、車輪速データを正しく記憶せず、滑り易い路面を走行していると誤判定することがある。そのため、走行中にエンジン回転が僅かに上昇するとともに、ドライブプーリシャフトに高い負荷が加わり、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、シャフトが折損し走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジン制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ホンダの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはN-ONEに関するユーザー申告が全92件寄せられています。装置別の内訳はN-ONEの車両データページでご確認ください。

よくある質問

N-ONEのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全10件です(2026-08-30時点、通称名「N-ONE」での届出を集計)。多い装置は点火コイル(3件)、コンピュータ(エンジ(2件)、エンジン一般(1件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はN-ONEのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(N-ONEを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

← ブログに戻る