ホンダ N-VANのリコール一覧【全9件】不具合内容と対策まとめ

ホンダ N-VAN(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全9件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

まず要約:N-VANのリコール届出 全9件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点)。届出日の新しい順。直近9件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2026/05/281158230燃料ポンプリコール3,364
2025/11/061157190バッテリーリコール4,367
2025/06/191156670燃料ポンプリコール12,653
2025/01/311156130エンジン一般リコール1,556,855
2024/12/131155970エアバッグリコール892
2023/06/021153280燃料タンクリコール307,351
2022/06/021151590燃料ポンプリコール219,623
2021/12/021150690無段変速機リコール85,390
2020/02/271146780後退灯リコール185,902

装置別に多いのは燃料ポンプ(3件)、バッテリー(1件)、エンジン一般(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/05/28 — 燃料ポンプ(リコール・対象3,364台)

不具合の内容:リコール作業において、低圧燃料ポンプの交換作業が不適切なため、交換部品であるロックナットを再利用、及び部品組付け後の指定工具を使用しないで締付けたものがある。そのため、そのまま使用を続けると気密保持力が低下し、ポンプの固定部からガソリンが漏れるおそれがある。

改善措置:全車両、ロックナット及びパッキンを新品と交換し、指定工具を使用して規定トルクで締付ける。

2025/11/06 — バッテリー(リコール・対象4,367台)

不具合の内容: 電動機用電源装置において、高電圧バッテリ内の電池セルを製造する治具の管理が不適切なため、セル内部に異物が混入したものがある。そのため、異物がセルを構成する電極層まで貫通すると、電解液が漏れてパワーシステム警告灯が点灯する。そのまま使用を続けると、バッテリの出力が低下し加速不良となる。また、低温環境下で電解液により温度センサが損傷するとフェールセーフが働き、バッテリの出力を停止させて、走行継続不可警告灯が点灯し走行不能となるおそれがある。

改善措置: 全車両、高電圧バッテリを良品と交換する。

2025/06/19 — 燃料ポンプ(リコール・対象12,653台)

不具合の内容:低圧燃料ポンプの改善措置において、改善措置部品の梱包作業が不適切なため、異品のパッキンを出荷したものがある。そのため、改善措置において異品のパッキンが組付けられ、燃料ポンプと燃料タンクのシール性が不足し、燃料満タン時に燃料が漏れるおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプのパッキンを正規品に交換し、周辺部品(ロックナット等)を新品と交換する。

2025/01/31 — エンジン一般(リコール・対象1,556,855台)

不具合の内容:自然吸気エンジンに搭載されている排気ガス再循環装置(EGR)において、EGRパイプフランジ部の材質及びEGRの作動制御プログラムが不適切なため、冷間時の短距離走行を繰り返すと、当該パイプフランジ部とEGRバルブ開口部周辺に凝縮水が付着し、腐食することがある。そのため、そのまま使用を続けると、腐食した破片がEGRバルブとバルブシートの間に噛み込み、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:①全車両、EGRパイプを対策品と交換し、エンジン制御コンピュータを対策プログラムへ書き換え、EGRバルブ開口部周辺の錆を取り除く。 なお、対策品の供給に時間を要することから、ご希望されるお客様には先行で対策プログラムの書き換えを行い、部品準備が整い次第、改めて案内し対策品と交換する。 ②全車両、EGRパイプを対策品に交換し、EGRバルブ開口部周辺の錆を取り除く。 なお、対策品の供給に時間を要することから、部品準備が整い次第、改めて案内し対策品と交換する。

2024/12/13 — エアバッグ(リコール・対象892台)

不具合の内容:サイドカーテンエアバッグにおいて、インフレータ(膨張装置)とエアバッグを固定するクランプリングのかしめ荷重の設定が不適切なため、過大な荷重でかしめられ、クランプリングの強度が不足しているものがある。そのため、車室内高温時にサイドカーテンエアバッグが展開した際、インフレータ内圧が増加し、クランプリングが破断してエアバッグが正常に展開できず、乗員保護性能を満足しないおそれがある。

改善措置:①全車両、左右のサイドカーテンエアバッグを対策品と交換する。 ②全車両、右のサイドカーテンエアバッグを対策品と交換する。

2023/06/02 — 燃料タンク(リコール・対象307,351台)

不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

2022/06/02 — 燃料ポンプ(リコール・対象219,623台)

不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

2021/12/02 — 無段変速機(リコール・対象85,390台)

不具合の内容:無段変速機において、油圧制御プログラムが不適切なため、一定車速での走行時にアクセルの開閉を頻繁に繰り返す操作を行うと、金属ベルトに亀裂が生じ破損することがある。そのため、そのまま使用を続けると、発進、加速不良となり、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、無段変速機の金属ベルト破損片の有無を点検し、破損片が確認された場合は無段変速機を良品と交換するとともに、無段変速機の油圧制御プログラムを対策プログラムに書き換える。破損片が確認されなかった場合は無段変速機の油圧制御プログラムを対策プログラムに書き換え、故障検知プログラムを追加し、追加後にシフトポジション表示灯が点滅し、当該不具合が確認された場合には、無段変速機を無償交換する。

2020/02/27 — 後退灯(リコール・対象185,902台)

不具合の内容:ヒューズボックスにおいて、内蔵される後退灯制御リレーの電磁力回路とリレーの選定が不適切なため、リレー作動時に生成された金属異物がリレー駆動部に挟まることがある。そのため、当該リレーが導通不良となり、後退灯が不点灯となるおそれがある。

改善措置:全車両、ヒューズボックスを対策品と交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ホンダの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはN-VANに関するユーザー申告が全65件寄せられています。装置別の内訳はN-VANの車両データページでご確認ください。

よくある質問

N-VANのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全9件です(2026-08-30時点、通称名「N-VAN」での届出を集計)。多い装置は燃料ポンプ(3件)、バッテリー(1件)、エンジン一般(1件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はN-VANのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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