ホンダ グレイスは壊れやすい?国交省の不具合申告58件から見るよくある故障

まず要約:国土交通省に寄せられたグレイスの不具合申告

ユーザー申告 58件・リコール届出 4件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、2026-10-24時点)。下表は全58件の内訳です。

装置別の申告件数

不具合装置件数構成比
保安灯火1831.0%
車枠・車体1017.2%
動力伝達813.8%
エンジン712.1%
制動装置712.1%
電動機(モーター)23.4%
その他23.4%
乗車装置11.7%
電気装置11.7%
排ガス・騒音11.7%
緩衝装置11.7%

初度登録年(年式)別の申告件数

初度登録年201420152016201720182019不明
件数53185522

申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。

申告時の走行距離別の件数

走行距離件数構成比
3万km未満2746.6%
3〜5万km46.9%
5〜10万km1627.6%
10〜15万km23.4%
15万km以上00.0%
記載なし915.5%

本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用はグレイスには適用していません。

申告の多い装置と申告内容の例

申告の多い装置は保安灯火(18件・31.0%)、車枠・車体(10件・17.2%)、動力伝達(8件・13.8%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。

保安灯火 — 18件(31.0%)

  • 運転席右側のガラスが曇り、視界が悪くなった。
    (2026-07-26・初度登録2015/03・31,007km)
  • 運転席、助手席のフロントドアガラスのUVコーティングが紫外線で劣化、ポロポロ粉上のものが落ちてくる。
    (2026-04-09・初度登録2015/07・86,716km)
  • フロントドアガラスの透過率が基準値を下回り、車検不適合となった。
    (2026-03-14・初度登録2015/03・68,500km)

車枠・車体 — 10件(17.2%)

  • トランクが勝手に開いた。
    (2024-06-13・初度登録2015/03)
  • トランクリッドが勝手に開くことがある。
    (2023-12-22・9,000km)
  • 雨天翌日、運転席足下に大量の水たまりが出来た。それから10ヶ月後の雨天翌日今度は助手席足下および後部座席に大量の水たまりが出来た。ディーラーでの確認で、ドアの接着剤が剥がれたことによる雨漏りと診断された。
    (2022-09-19・初度登録2018/07・7,298km)

動力伝達 — 8件(13.8%)

  • 「トランスミッション点検」の警告灯が表示されたため、ディーラーで確認したところ、トランスミッションの不具合であり、交換が必要と診断された。
    (2025-06-29・初度登録2015/08・84,735km)
  • 一般道を走行中にトランスミッション高温の警告表示が出て車が加速しなくなったため、路肩に停車した。販売店に相談した結果、デュアルドライクラッチの交換が必要と診断された。
    (2024-09-30・初度登録2015/01・66,000km)
  • 走行中にブレーキ系統異常の表示が出てエンジンが止まり、再始動不能になった。ディーラーへレッカーで搬送し、確認を受けた結果、トランスミッションの不具合と診断され、交換を行った。
    (2024-07-02・初度登録2015/03・29,000km)

グレイスのリコール届出

グレイスのリコール・改善対策の届出は全4件です(2026-10-24時点)。不具合内容と改善措置はグレイスのリコール一覧にまとめています。

データの読み方

不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。

ホンダ グレイスの装置別内訳と直近のリコールはグレイスの車両データページでもご覧いただけます。

よくある質問

グレイスの不具合申告は何件ありますか?

国土交通省の不具合情報データベースにはグレイス(通称名の複数の表記(GRACE ほか3表記))に関するユーザー申告が58件あります(2026-10-24時点)。リコール届出は4件です。

グレイスで多い不具合は何ですか?

申告を装置別に集計すると、多い順に保安灯火(18件・31.0%)、車枠・車体(10件・17.2%)、動力伝達(8件・13.8%)です。

グレイスは壊れやすい車ですか?

申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトではグレイスの推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。

関連記事

← ブログに戻る