ホンダ グレイス(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全4件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:グレイスのリコール届出 全4件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近4件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2026/05/28 | 1158230 | 燃料ポンプ | リコール | 3,364 |
| 2023/12/08 | 2106830 | 圧力制御伝達部 | 改善対策 | 525,568 |
| 2023/12/08 | 1154230 | 燃料ポンプ | リコール | 1,138,046 |
| 2023/03/31 | 2106610 | 圧力制御伝達部 | 改善対策 | 578,956 |
装置別に多いのは燃料ポンプ(2件)、圧力制御伝達部(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2026/05/28 — 燃料ポンプ(リコール・対象3,364台)
不具合の内容:リコール作業において、低圧燃料ポンプの交換作業が不適切なため、交換部品であるロックナットを再利用、及び部品組付け後の指定工具を使用しないで締付けたものがある。そのため、そのまま使用を続けると気密保持力が低下し、ポンプの固定部からガソリンが漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、ロックナット及びパッキンを新品と交換し、指定工具を使用して規定トルクで締付ける。
2023/12/08 — 圧力制御伝達部(改善対策・対象525,568台)
不具合の内容:電動サーボブレーキシステムのブレーキオペレーティングシミュレータにおいて、製造工程が不適切なため、製造時に使用する組付け油が圧力センサ内に浸入することがある。そのため、使用過程で当該センサ内の抵抗部が腐食し、出力値が異常となり、警告灯が点灯するとともにフェールセーフが働き、ブレーキペダルの操作力が増大するおそれがある。
改善措置:全車両、ブレーキオペレーティングシミュレータを対策品と交換する。 ただし、改善対策部品の供給に時間を要することから、希望されるお客様へは、点検の必要が生じた際にその旨の案内をマルチインフォメーションディスプレイに表示する自己診断ソフトウェアを追加する。 なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。
2023/12/08 — 燃料ポンプ(リコール・対象1,138,046台)
不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。
2023/03/31 — 圧力制御伝達部(改善対策・対象578,956台)
不具合の内容:電動サーボブレーキシステムのブレーキオペレーティングシミュレータにおいて、製造工程が不適切なため、製造時に使用する組付け油が圧力センサ内に浸入することがある。そのため、使用過程で当該センサ内の抵抗部が腐食し、出力値が異常となり、警告灯が点灯するとともにフェールセーフが働き、ブレーキペダルの操作力が増大するおそれがある。
改善措置:全車両、ブレーキオペレーティングシミュレータの圧力センサの出力値を点検し、点検基準を外れるものはブレーキオペレーティングシミュレータを対策品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ホンダの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはグレイスに関するユーザー申告が全58件寄せられています。装置別の内訳はグレイスの車両データページでご確認ください。
よくある質問
グレイスのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全4件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(GRACE ほか3表記)での届出を集計)。多い装置は燃料ポンプ(2件)、圧力制御伝達部(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はグレイスのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。