フィアット パンダは壊れやすい?国交省の不具合申告48件から見るよくある故障

まず要約:国土交通省に寄せられたパンダの不具合申告

ユーザー申告 48件・リコール届出 6件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、2026-10-24時点)。下表は全48件の内訳です。

装置別の申告件数

不具合装置件数構成比
動力伝達2245.8%
エンジン1122.9%
かじ取り510.4%
保安灯火48.3%
制動装置24.2%
燃料装置24.2%
緩衝装置12.1%
車枠・車体12.1%

初度登録年(年式)別の申告件数

初度登録年2005200620072013201420152016201720212023不明
件数771491231211

申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。

申告時の走行距離別の件数

走行距離件数構成比
3万km未満1327.1%
3〜5万km1429.2%
5〜10万km1531.3%
10〜15万km12.1%
15万km以上12.1%
記載なし48.3%

本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用はパンダには適用していません。

申告の多い装置と申告内容の例

申告の多い装置は動力伝達(22件・45.8%)、エンジン(11件・22.9%)、かじ取り(5件・10.4%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。

動力伝達 — 22件(45.8%)

  • AT車で徐々に加速中、ギアが2から3に切り替わるタイミングでニュートラルとなり空回り状態となる。
    (2023-02-02・初度登録2017/01・60,000km)
  • 変速時に、異常な音と振動がある。ディーラーでフライホイールに偏心があると診断された。
    (2022-10-04・初度登録2015/09・52,000km)
  • 坂道で発進した時、Nレンジになり、警告音と警告灯が点滅してギヤが入らなくなり、失速して後続車に追突されそうになった。整備工場でシフトコントロール、クラッチ、フライホイールの交換を行った。
    (2022-10-01・初度登録2015/07・34,920km)

エンジン — 11件(22.9%)

  • 一週間前 クラッチは正しく切れているのにギアが入りにくくなった。ディーラーに持って行ったところフライホイールの交換と言われた。
    (2024-03-19・初度登録2016/05・45,000km)
  • 高速道路のパーキングエリアから合流加速中、急にエンジン振動が大きくなった。走行は可能だが、エンジン回転を4000rpm程度まで上昇させるとエンジン振動が大きくなり、それ以上回転を上げることが困難な状況になった。
    (2021-08-15・初度登録2014/12・58,800km)
  • 坂道でパワーが無くなり、エンストした。
    (2021-08-14・初度登録2014/05・19,439km)

かじ取り — 5件(10.4%)

  • 右折しようとした際にハンドルがロックして曲がれなくなった。
    (2024-10-23・初度登録2023/08)
  • パワーステアリングのセンサー故障により、パワーステアリングの警告灯が点灯したり、消灯したりし、その後、パワーアシストが全く無い状態になった。
    (2012-07-21・初度登録2005/12・39,000km)
  • パワーステアリングユニットの不具合により、運転中に異音が出るようになった。
    (2012-06-13・初度登録2007/02・50,000km)

パンダのリコール届出

パンダのリコール・改善対策の届出は全6件です(2026-10-24時点)。不具合内容と改善措置はパンダのリコール一覧にまとめています。

データの読み方

不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。

フィアット パンダの装置別内訳と直近のリコールはパンダの車両データページでもご覧いただけます。

よくある質問

パンダの不具合申告は何件ありますか?

国土交通省の不具合情報データベースにはパンダ(通称名の複数の表記(パンダ ほか5表記))に関するユーザー申告が48件あります(2026-10-24時点)。リコール届出は6件です。

パンダで多い不具合は何ですか?

申告を装置別に集計すると、多い順に動力伝達(22件・45.8%)、エンジン(11件・22.9%)、かじ取り(5件・10.4%)です。

パンダは壊れやすい車ですか?

申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトではパンダの推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。

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