フィアット 500は壊れやすい?国交省の不具合申告112件から見るよくある故障

まず要約:国土交通省に寄せられた500の不具合申告

ユーザー申告 112件・リコール届出 15件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、2026-10-24時点)。下表は全112件の内訳です。

装置別の申告件数

不具合装置件数構成比
動力伝達4943.8%
エンジン2825.0%
車枠・車体1311.6%
その他65.4%
保安灯火54.5%
電気装置32.7%
乗車装置32.7%
制動装置21.8%
排ガス・騒音10.9%
燃料装置10.9%
かじ取り10.9%

初度登録年(年式)別の申告件数

初度登録年200820092010201120122013201420152016201820192021202220232024不明
件数712615137161156221315

申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。

申告時の走行距離別の件数

走行距離件数構成比
3万km未満4439.3%
3〜5万km2623.2%
5〜10万km2219.6%
10〜15万km32.7%
15万km以上21.8%
記載なし1513.4%

本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用は500には適用していません。

申告の多い装置と申告内容の例

申告の多い装置は動力伝達(49件・43.8%)、エンジン(28件・25.0%)、車枠・車体(13件・11.6%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。

動力伝達 — 49件(43.8%)

  • エンジンスタート時に突然エンジン要点検の警告灯が表示された。
    (2026-05-04・初度登録2023/01・16,500km)
  • 上り坂で前方歩行者に配慮して減速後、再加速しようとしたところ、アクセルペダルを踏んでも駆動が伝わらず、Nに入ったような感覚で空ぶかし状態となり、路上で一時停止した。エンジンをオフにし、数分後に再始動したところ、走行は可能になった。発生直後にエンジン警告灯が点灯していた。
    (2025-08-27・初度登録2024/09・2,000km)
  • 高速道路走行中に、突然警告音と一緒にギア抜けが発生した。
    (2024-07-29・初度登録2013/11・89,980km)

エンジン — 28件(25.0%)

  • スターターモーターの不良により、エンジンのかかりが悪くなった。
    (2026-03-04・初度登録2021/01・52,800km)
  • 公道上で突然エンジンが止まり何をしても動かない状態になった。エンジンを再始動したが、ギアを入れても正常に動かなかった。エンジンを切り3時間放置後、改めて試したところ、警告は点灯したままだったが、進む状態ではあったため帰宅した。
    (2023-07-28・初度登録2023/01)
  • 走行中にエンジン警告灯、空気圧警告灯等が複数点灯する。ディーラーに診断を依頼しているが、症状が再現できずに明確な修理が行われず、再発を繰り返している。
    (2022-10-14・初度登録2021/08・3,000km)

車枠・車体 — 13件(11.6%)

  • 助手席側ダッシュボードの上部に亀裂が入った。
    (2021-08-30・初度登録2015/12・36,800km)
  • 運転席側外部のゴムのような部分が崩れて壊れている。
    (2021-08-30・初度登録2015/12・36,800km)
  • 助手席エアバッグ設置場所の上部カバーが膨らみ、5cmほどの亀裂ができた。
    (2021-05-25・初度登録2009/11・108,335km)

500のリコール届出

500のリコール・改善対策の届出は全15件です(2026-10-24時点)。不具合内容と改善措置は500のリコール一覧にまとめています。

データの読み方

不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。

フィアット 500の装置別内訳と直近のリコールは500の車両データページでもご覧いただけます。

よくある質問

500の不具合申告は何件ありますか?

国土交通省の不具合情報データベースには500(通称名の複数の表記(500 ほか13表記))に関するユーザー申告が112件あります(2026-10-24時点)。リコール届出は15件です。

500で多い不具合は何ですか?

申告を装置別に集計すると、多い順に動力伝達(49件・43.8%)、エンジン(28件・25.0%)、車枠・車体(13件・11.6%)です。

500は壊れやすい車ですか?

申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトでは500の推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。

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