ダイハツ アトレー(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全20件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
まず要約:アトレーのリコール届出 全20件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2022/10/20 | 1152190 | かじ取ギヤボックス | リコール | 86,483 |
| 2021/10/28 | 1150400 | 車体 | リコール | 1,612 |
| 2021/06/24 | 1149770 | かじ取ギヤボックス | リコール | 160,435 |
| 2021/01/28 | 1148780 | コンピュータ(動力伝 | リコール | 624,105 |
| 2019/10/17 | 2105810 | 車体 | 改善対策 | 6,524 |
| 2015/09/10 | 1136350 | 装置その他 | リコール | 1,341 |
| 2013/09/11 | 1132212 | その他(エンジン) | リコール | 263,046 |
| 2010/12/02 | 1126600 | 装置その他 | リコール | 26,912 |
| 2010/03/11 | 1124690 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 274,324 |
| 2010/02/25 | 1124710 | エアーバッグ | リコール | 60,774 |
| 2008/07/03 | 1121430 | ドア | リコール | 23,044 |
| 2006/02/02 | 1116110 | 圧力制御伝達部 | リコール | 154 |
| 2005/12/20 | 1115870 | 駆動力伝達部 | リコール | 12,545 |
| 2001/10/18 | 2101910 | エンジン本体 | 改善対策 | 37,074 |
| 2000/08/23 | 1106560 | 配線 | リコール | 319 |
| 1999/07/15 | 1105780 | その他(動力伝達) | リコール | 12,157 |
| 1999/06/01 | 2101370 | ABS | 改善対策 | 26,166 |
| 1999/04/09 | 1105590 | その他(電気装置) | リコール | 506,436 |
| 1999/04/09 | 1105600 | エンジン一般 | リコール | 14,395 |
| 1996/06/11 | 1104590 | 冷却装置 | リコール | 64,831 |
装置別に多いのはかじ取ギヤボックス(2件)、車体(2件)、装置その他(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2022/10/20 — かじ取ギヤボックス(リコール・対象86,483台)
不具合の内容:ステアリングギヤにおいて、ブーツ取付け部のシールが不適切かつエアコンドレンホースが直上にあるため、エアコン凝縮水が当該取付け部に滴下しギヤ内部に浸入するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ギヤ内部に錆が生じて異音が発生し、最悪の場合、ベアリングが破損し操舵ができなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、エアコンドレンホースに延長用ホースを追加するとともにステアリングギヤのブーツ内を点検し、水の浸入が認められたものはステアリングギヤを新品と交換する。水の浸入が認められないものはブーツを適正に取付ける。
2021/10/28 — 車体(リコール・対象1,612台)
不具合の内容:後面ガラスにおいて、接着工程の管理が不適切なため、下塗り剤(プライマー)が塗布されていないものがある。そのため、ガラスの接着力が弱く、そのままの状態で使用を続けると、接着部が剥離して、異音が発生し、最悪の場合、ガラスが脱落し他の交通の妨げとなるおそれがある。
改善措置:全車両、後面ガラスを適切に取り付ける。
2021/06/24 — かじ取ギヤボックス(リコール・対象160,435台)
不具合の内容:ステアリングギヤにおいて、ブーツ取付け部のシールが不適切かつエアコンドレンホースが直上にあるため、エアコン凝縮水が当該取付け部に滴下しギヤ内部に浸入するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ギヤ内部に錆が生じて異音が発生し、最悪の場合、ベアリングが破損し操舵ができなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、エアコンドレンホースに延長用ホースを追加するとともにステアリングギヤのブーツ内を点検し、水の浸入が認められたものはステアリングギヤを新品と交換する。水の浸入が認められないものはブーツを適正に取付ける。
2021/01/28 — コンピュータ(動力伝(リコール・対象624,105台)
不具合の内容:動力伝達装置において、バルブボデーが異常摩耗し油圧漏れが発生するものがある。また、油圧漏れが発生した際に、AT制御コンピュータのプログラムが不適切なため、故障検知を正しく行わないものがある。そのため、油圧漏れを正しく検出できず、そのままの状態で使用を続けると、油圧漏れが大きくなり、最悪の場合、意図せぬクラッチが係合し、一時的に急減速するおそれがある。
改善措置:バルブボデーの異常摩耗の検証に時間を要するため、全車両、AT制御コンピュータのプログラムを対策プログラムに書き換えるとともに、油圧漏れを点検し、油圧漏れが確認できた場合には、バルブボデーを新品と交換する。なお、バルブボデーの異常摩耗については原因が特定でき次第、必要に応じて措置を講じる。
2019/10/17 — 車体(改善対策・対象6,524台)
不具合の内容:バックドア用ガス封入式ステーにおいて、メッキ工程での温度管理が不適切なため、メッキ生成時の内部応力によりステー表面に微小亀裂が発生するものがある。そのため、封入されたガスが漏れ、最悪の場合、バックドアを保持できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、バックドアステーを良品と交換する。
2015/09/10 — 装置その他(リコール・対象1,341台)
不具合の内容:ワイパースイッチにおいて、製造が不適切なため、接点部にグリスが塗布されていないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、接点部の摺動抵抗が大きくなり接点が変形し、最悪の場合、導通不良となりワイパーが作動しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、ワイパースイッチの製造番号を確認し、該当するものは良品と交換する。
2013/09/11 — その他(エンジン)(リコール・対象263,046台)
不具合の内容:エンジンのクランク角センサにおいて、内部コイルの耐久性が不足しているため、低速ギア使用による全開加速走行など、エンジン回転数が高い運転を繰返すと、クランク角センサに過大な振動が加わり当該コイルが断線する場合がある。そのため、走行中にエンジンが停止する、あるいは、エンジンが始動できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、クランク角センサを対策品と交換する。
2010/12/02 — 装置その他(リコール・対象26,912台)
不具合の内容:イグニッションキーシリンダーの製造工程において、規格を超える鉛が誤って混入したものがある。そのため、水分を含んだ泥等が浸入すると、強度が低下し、そのまま使用を続けると、キーシリンダーが破損し、キー操作ができなくなる。
改善措置:全車両、イグニッションキーシリンダーを良品と交換する。なお、ドア等のキーシリンダーもあわせて新品に交換する。
2010/03/11 — 緩衝アーム/ロッド(リコール・対象274,324台)
不具合の内容:前輪緩衝装置のロアアームにおいて、ナックル連結部のかしめが不足しているものがある。そのため、縁石等に衝突した場合、ロアアームからナックル連結部が外れて走行不能になるおそれがある。
改善措置:全車両、ロアアームを点検し、かしめが不足しているものは良品と交換する。
2010/02/25 — エアーバッグ(リコール・対象60,774台)
不具合の内容:ステアリングホイール内エアバッグインフレータの配線経路が不適切なため、当該配線がステアリングホイールブラケットに擦れて傷付くことがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると配線が短絡して警告灯が点灯し、最悪の場合、イグニッションスイッチをONにした際、エアバッグが誤って展開するおそれがある。
改善措置:全車両、ステアリングホイールブラケットに配線傷付き防止のプロテクタを追加するとともに当該配線を点検し、配線が損傷しているものは新品と交換する。
2008/07/03 — ドア(リコール・対象23,044台)
不具合の内容:後部スライドドアのアウタハンドルにおいて、ドア開閉レバーの圧入方法に不適切なものがあるため、ドアを閉めた際に当該レバーが戻らない場合がある。そのため、ドアが確実に閉まらず、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがある。
改善措置:全車両、良品のドアアウタハンドルに交換する。
2006/02/02 — 圧力制御伝達部(リコール・対象154台)
不具合の内容:制動装置において、ブレーキホースを車体に固定するブラケットの熔接が不適切なものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行時の振動や衝撃により、熔接部が剥れ、ブレーキホースが周辺部位と干渉して損傷し、最悪の場合、制動液が漏れて制動力が低下するおそれがある。
改善措置:全車両、当該ブラケットをボルト、ナットにて締結する。なお、当該ブラケットの熔接部が剥れている場合はブレーキホースを交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ダイハツの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはアトレーに関するユーザー申告が全136件寄せられています。装置別の内訳はアトレーの車両データページでご確認ください。
よくある質問
アトレーのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全20件です(2026-08-30時点、通称名「アトレー」での届出を集計)。多い装置はかじ取ギヤボックス(2件)、車体(2件)、装置その他(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はアトレーのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。