BMW K1600(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全17件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:K1600のリコール届出 全17件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2026/07/30 | 1242170 | その他(電気装置) | リコール | 1,034 |
| 2024/03/27 | 1237860 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 232 |
| 2022/12/20 | 1235410 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 698 |
| 2022/03/23 | 1233630 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 77 |
| 2020/03/18 | 1230070 | その他(動力伝達) | リコール | 602 |
| 2015/05/22 | 1221710 | 駆動力伝達部 | リコール | 11,774 |
| 2015/05/12 | 1221700 | 始動装置 | リコール | 3,916 |
| 2014/12/11 | 1221260 | 始動装置 | リコール | 1,328 |
| 2014/09/25 | 1220920 | タイヤ | リコール | 2,820 |
| 2014/08/28 | 1220810 | バッテリー | リコール | 1,006 |
| 2014/07/15 | 1220510 | 燃料ポンプ | リコール | 13,623 |
| 2014/01/16 | 1220040 | 配線 | リコール | 7,511 |
| 2013/12/03 | 1219890 | コンピュータ(エンジ | リコール | 386 |
| 2013/02/06 | 1219030 | 主ブレーキ一般 | リコール | 141 |
| 2010/12/21 | 1217260 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 3,605 |
| 2010/05/19 | 1216690 | その他(電気装置) | リコール | 541 |
| 2009/09/15 | 1216100 | 圧力制御伝達部 | リコール | 539 |
装置別に多いのは緩衝アーム/ロッド(3件)、その他(電気装置)(2件)、始動装置(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2026/07/30 — その他(電気装置)(リコール・対象1,034台)
不具合の内容:リバースユニットにおいて、製造工程が不適切なため、当該ユニットの密閉性が不足して内部に水分が浸入し、電気コンタクトが電蝕することがある。そのため、ユニット内で過熱され、電子回路が熱損傷して機能不良となり、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、リバースユニットを良品と交換する。
2024/03/27 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象232台)
不具合の内容:燃料装置において、組立工程が不適切なため、燃料ポンプと接続する燃料ホースの片耳ホースクランプの圧着が不十分なものがある。そのため、エンジン始動時などに高い燃料圧力がかかる場合、燃料ホースが外れ、ガソリンが漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、ホースクランプの取り付け状態を点検し、必要に応じて当該クランプの交換を行う。
2022/12/20 — 緩衝アーム/ロッド(リコール・対象698台)
不具合の内容:リアサスペンション下部とフレーム間を連結しているピポッドストラットにおいて、製造工程が不適切なため、硬度が不足しているものがある。そのため、当該部品が破損し、車両後部の車高が降下し、最悪の場合、リアタイヤとホイールカバーが接触することで大きな減速が発生し、走行安定性を損なうおそれがある。
改善措置:全車両、ピポッドストラットを良品に交換する。
2022/03/23 — 緩衝アーム/ロッド(リコール・対象77台)
不具合の内容:リアサスペンション下部とフレーム間を連結しているピポッドストラットにおいて、製造工程が不適切なため、硬度が不足しているものがある。そのため、当該部品が破損し、車両後部の車高が降下し、最悪の場合、リアタイヤとホイールカバーが接触することで大きな減速が発生し、走行安定性を損なうおそれがある。
改善措置:全車両、ピポッドストラットを良品に交換する。
2020/03/18 — その他(動力伝達)(リコール・対象602台)
不具合の内容:トランスミッションにおいて、シフトスリーブの形状が不適切なため、当該スリ ーブが摩耗しギアが抜けにくくなることがある。そのため、その状態で他のギア へ変速を行うと、シフトフォークピンが折損し、最悪の場合、変速機内で二重噛 み合いが発生して急激な制動力が発生するおそれがある。
改善措置:全車両、トランスミッションの識別コードを確認し、対象の場合は、シフトフォ ーク、シフトスリーブ及びギアホイールを対策品に交換する。
2015/05/22 — 駆動力伝達部(リコール・対象11,774台)
不具合の内容:リアホイールやブレーキディスクの脱着作業において、ホイールフランジの取付ボルトの締め付けを規定値以上で締め付けた際、ホイールフランジに亀裂が入ることがある。そのため、そのまま使用を続けると、亀裂が進行し、最悪の場合、ホイールが外れ走行不能となるおそれがある。
改善措置:全車両、アルミニウム製ホイールフランジをスチール製に交換する。
2015/05/12 — 始動装置(リコール・対象3,916台)
不具合の内容:ハンドル右側のエンジンの操作スイッチにおいて、スイッチ内の切替部の設計が不適切なため、スイッチの動きが悪いものがある。そのため、最悪の場合、スイッチが動かず、エンジンを始動出来ないおそれがある。
改善措置:全車両、ハンドル右側のエンジンの操作スイッチを対策品と交換する。
2014/12/11 — 始動装置(リコール・対象1,328台)
不具合の内容:ハンドル右側のエンジンの操作スイッチにおいて、スイッチ内の切替部の設計が不適切なため、スイッチの動きが悪いものがある。そのため、最悪の場合、スイッチが動かず、エンジンを始動出来ないおそれがある。
改善措置:全車両、ハンドル右側のエンジンの操作スイッチを対策品と交換する。
2014/09/25 — タイヤ(リコール・対象2,820台)
不具合の内容:スチールベルト層の構造設計が不適切なため、走行中の衝撃等によりスチールベルトコード付近に局部的に剥離が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると剥離が拡がり、タイアが変形して、最悪の場合、エア漏れに至るおそれがある。
改善措置:全車両、装着タイアを点検し、該当のタイアを装着している場合には、代替品のタイアと交換する。
2014/08/28 — バッテリー(リコール・対象1,006台)
不具合の内容:バッテリーにおいて、内部構成部品が不適切なものがある。そのため、バッテリーの充電性能が低下することでエンジンを始動できないおそれがある。
改善措置:全車両、バッテリーを良品と交換する。
2014/07/15 — 燃料ポンプ(リコール・対象13,623台)
不具合の内容:燃料ポンプにおいて、クイックカプラーの脱着作業指示が不適切なため、燃料ポンプのマウントドームに亀裂が発生することがある。そのため、燃料ポンプ等の熱膨張・収縮によって当該亀裂が進行すると、燃料が漏れ、最悪の場合、燃料が高温部に付着して発火するおそれがある。
改善措置:全車両、マウントドームを点検し、亀裂が無い場合は、サポートリングを装着し、亀裂が有る場合は、対策品の燃料ポンプに交換する。なお、燃料ポンプを2 ヶ装着している車両については、2 ヶとも措置を行う。また、ライダーズマニュアルにクイックカプラー脱着時の注意事項を説明した補追版を挿入する。
2014/01/16 — 配線(リコール・対象7,511台)
不具合の内容:ハンドル左右の操作スイッチにおいて、スイッチ内部基板の熱膨張と収縮に対する設計が不適切なため、当該基板の配線が断線することがある。そのため、操作スイッチが作動せず、エンジンが始動できない、前照灯の切り替えができない、方向指示器が作動しない、又は警音器が鳴らないおそれがある。
改善措置:全車両、左右操作スイッチを対策品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。BMWの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはK1600に関するユーザー申告が全15件寄せられています。装置別の内訳はK1600の車両データページでご確認ください。
よくある質問
K1600のリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全17件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(K1300GT ほか12表記)での届出を集計)。多い装置は緩衝アーム/ロッド(3件)、その他(電気装置)(2件)、始動装置(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はK1600のよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。