BMW 7シリーズのリコール一覧【全28件】不具合内容と対策まとめ

BMW 7シリーズ(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全28件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:7シリーズのリコール届出 全28件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2026/04/061241700装置その他リコール6,663
2025/05/191239990ハンドルリコール211
2025/04/091239290主ブレーキ一般リコール30
2025/02/071238600コンピュータ(制御装置)リコール30,503
2024/10/281238870排ガス減少装置リコール1,042
2024/09/111238460ワイパーリコール300
2024/06/261237870主ブレーキ一般リコール6,865
2024/04/011237500ハンドルリコール941
2024/02/211237560コンピュータリコール96
2023/10/231236700座席リコール23
2023/07/261236220排ガス減少装置リコール169,782
2023/03/071235730その他(ガス・騒音)リコール110,427
2023/03/011235760その他(乗車装置)リコール128
2021/10/142206260装置その他改善対策8,620
2021/03/081231890圧力制御伝達部リコール46
2020/06/161230470エアバッグリコール309
2019/08/281229050その他(保安灯火)リコール2,415
2018/07/121226920冷却装置リコール6,921
2017/06/261224980プロペラシャフトリコール437
2016/11/221224120エアバッグリコール100
2016/05/111223330エアバッグリコール525
2011/12/021218010冷却装置リコール2,009
2010/12/021217190方向指示器リコール980
2010/01/211216420圧力制御伝達部リコール22,056
2007/09/261214340ドアリコール1,221
2006/07/131213170ショックアブソーバリコール813
2001/09/271209040スプリング/エアサスリコール7,220
2000/02/171207850制動灯リコール1,651

装置別に多いのはエアバッグ(3件)、装置その他(2件)、ハンドル(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/04/06 — 装置その他(リコール・対象6,663台)

不具合の内容:エアコンユニットワイヤーハーネスの取り回しにおいて、設計検討が不十分なため、マイクロフィルターハウジングカバー締結部とのクリアランスが狭いものがある。そのため、マイクロフィルター交換時に当該ハーネスが締結部に挟み込まれ、使用過程でハーネス被覆が損傷してデフロスター機能等が作動せず、最悪の場合、短絡により火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、ワイヤーハーネスの取り回しを変更する。なお、ワイヤーハーネスを点検して、損傷が確認された場合は補修を行う。

2025/05/19 — ハンドル(リコール・対象211台)

不具合の内容:ステアリングホイール内にあるケーブル締結部のボルト穴の掘削深度が不適切であったため、ボルトが締め付けられた状態でケーブルが正しく圧着できていないものがある。そのため、接触不良となり、ハンズオフ警告や緊急停止が正しく作動しないおそれがある。

改善措置:全車両、ステアリングホイール内にあるケーブルのボルト締結部を点検し、必要に応じてワッシャーを取り付けて再組付けを行う。

2025/04/09 — 主ブレーキ一般(リコール・対象30台)

不具合の内容:統合ブレーキユニットにおいて、製造管理が不適切なため、サーボモーターの中空シャフトとベアリングブッシュ間が適切に溶接されていないものがあり、ブレーキ圧の上昇に耐えられず溶接部位が破損する場合がある。その場合、ブレーキ圧が生成されなくなり統合ブレーキシステムがフォールバックモードに切り替わり、ブレーキ警告灯の点灯およびチェックコントロールメッセージが表示され、ブレーキ操作時に通常より強い踏力が必要になり、次回にエンジンが始動できなくなるおそれや、また、アンチロックブレーキ システム(ABS)やダイナミックスタビリティコントロール(DSC)が作動しないおそれがある。

改善措置:全車両、統合ブレーキユニットを良品に交換する。

2025/02/07 — コンピュータ(制御装置)(リコール・対象30,503台)

不具合の内容:統合ブレーキユニットにおいて、製造管理が不適切なため、モーターセンサーの回路基板に異物が付着したものがある。また、コンタクトピン長さの設計検討が不十分なため、モーターセンサーの回路基板との接触圧によりノイズが発生する。そのため、電気的接触不良が発生し、ブレーキ警告灯の点灯およびチェックコントロールメッセージが表示される。そのまま走行を続けると、フォールバックモードとなることによりブレーキ操作時に通常よりも強い踏力が必要になり、次回にエンジンの始動ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、統合ブレーキシステムのモニタリング機能の有無を確認し、無い場合はプログラムを更新する。なお、本不具合によるフォールバックモードに繋がるリスクが検知された時は、統合ブレーキユニットを良品に交換する。また、全車両、モニタリング機能に関する説明を取扱説明書に追加する。

2024/10/28 — 排ガス減少装置(リコール・対象1,042台)

不具合の内容:排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの製造不良により、排気ガス再循環装置(EGR)モジュール上のバイパスフラップのボルトが正しく締め付けられていない。そのため、当該ボルトが緩む可能性があり、当該装置から排出ガスが漏れるおそれがある。

改善措置:全車両、排気ガス再循環装置(EGR)モジュールのバイパスフラップのボルト周辺の煤の痕跡を確認し、煤がある場合は排気ガス再循環装置(EGR)モジュールを交換し、無い場合はボルトを締め付けし直す。

2024/09/11 — ワイパー(リコール・対象300台)

不具合の内容:フロントワイパーのリンケージに使用されているレバーにおいて、製造が不適切なため、組み付ける際に取付部の軸に施されている凹凸加工を摩耗させたものがある。そのため、レバーと軸の間にわずかな隙間ができ、軸が回転する度に摩耗が進行し、ワイパーアームを駆動させる力が減少する。最悪の場合、レバーが軸から外れ、フロントワイパーが作動不能となる。

改善措置:全車両、フロントワイパーシステム用コンソールを点検し、必要に応じてワイパーシステムリンケージを交換する。

2024/06/26 — 主ブレーキ一般(リコール・対象6,865台)

不具合の内容:統合ブレーキユニットにおいて、製造管理が不適切なため、モーターセンサーの回路基板に異物が付着したものがある。そのため、電気的接触不良が発生し、ブレーキ警告灯の点灯およびチェックコントロールメッセージが表示され、ブレーキ倍力機能が作動しないことから、ブレーキ操作時に通常より強い踏力が必要になる場合がある。また、その状態でエンジンを停止させた後は始動できなくなる。

改善措置:全車両、統合ブレーキユニットを対策品に交換する。

2024/04/01 — ハンドル(リコール・対象941台)

不具合の内容:ステアリングホイール内にあるケーブル締結部のボルト穴の掘削深度が不適切であったため、ボルトが締め付けられた状態でケーブルが正しく圧着できていないものがある。そのため、接触不良となり、ハンズオフ警告や緊急停止が正しく作動しないおそれがある。

改善措置:全車両、ステアリング ホイール内にあるケーブルのボルト締結部を点検し、必要に応じてワッシャーを取り付けて再組付けを行う。

2024/02/21 — コンピュータ(リコール・対象96台)

不具合の内容:BMWインタラクション・バーの制御ソフトウェアにおいて、電圧低下時の動作検討が不十分なため、電圧低下時に操作パネルを操作すると、反応しなくなることがある。そのため、ハザードランプ、デフロスタの操作できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、BMWインタラクション・バーを対策品に交換する。

2023/10/23 — 座席(リコール・対象23台)

不具合の内容:運転席及び助手席のシート位置調整フレームにおいて、シート位置固定用部品の溶接が不適切だったため十分な強度で溶接されなかったものがある。そのため、シート位置固定用部品の溶接部が衝撃により外れた際、シートに異音やガタつきが発生する。最悪の場合、シートの安定を欠き、運転姿勢が保持できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、シート位置調整フレームを点検し、必要に応じて良品と交換する。

2023/07/26 — 排ガス減少装置(リコール・対象169,782台)

不具合の内容:ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、耐久性の検討が不十分のため経年変化により冷却水が漏れるものがある。その場合、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損する可能性がある。最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、排気ガス再循環装置(EGR)モジュールを対策品と交換する。また、インテークマニホールドの状態を確認し、損傷が見られる場合は新品と交換する。 なお、部品の準備に時間を要する事から、部品の準備が整うまでの間、サービス入庫の度に点検を実施し、点検の結果、不具合のない車両については、使用者に対して注意喚起するとともに、対策品の準備ができた段階で再度連絡し、対策品に交換する。

2023/03/07 — その他(ガス・騒音)(リコール・対象110,427台)

不具合の内容:ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、経年変化により冷却水が漏れるものがある。その場合、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損する可能性がある。最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンコントロールユニット(DDE)のプログラムを対策プログラムに書き換え、冷却水の漏れやエンジン過熱を早期に感知させ、警告灯を点灯させる。さらに、インテークマニホールドの溶損が拡大する前に保護機能を作動させるとともに、エンジン警告灯を点灯させ、出力を制限させる。 なお、過去に冷却水補充の履歴が確認できた場合は、排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの点検を行ない、必要に応じて対策品と交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。BMWの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインには7シリーズに関するユーザー申告が全66件寄せられています。装置別の内訳は7シリーズの車両データページでご確認ください。

よくある質問

7シリーズのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全28件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(760Li ほか17表記)での届出を集計)。多い装置はエアバッグ(3件)、装置その他(2件)、ハンドル(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像は7シリーズのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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