トヨタ ランドクルーザープラド(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全9件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
まず要約:ランドクルーザープラドのリコール届出 全9件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点)。届出日の新しい順。直近9件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2023/11/02 | 1154040 | 燃料ポンプ | リコール | 328,108 |
| 2020/03/04 | 1146830 | 燃料ポンプ | リコール | 112,934 |
| 2019/09/26 | 1145710 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 6,651 |
| 2017/04/12 | 1140350 | 排ガス減少装置 | リコール | 11,955 |
| 2013/11/07 | 1132600 | エンジン一般 | リコール | 6,723 |
| 2006/05/16 | 1116600 | アクスルシャフト | リコール | 107,767 |
| 2005/05/16 | 1114240 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 23,823 |
| 1998/07/09 | 1105210 | エンジン一般 | リコール | 9,076 |
| 1997/05/27 | 1104741 | 冷却装置 | リコール | 260,084 |
装置別に多いのは燃料ポンプ(2件)、エンジン一般(2件)、燃料ホース/パイプ(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2023/11/02 — 燃料ポンプ(リコール・対象328,108台)
不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2020/03/04 — 燃料ポンプ(リコール・対象112,934台)
不具合の内容: 低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置: 全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2019/09/26 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象6,651台)
不具合の内容:ディーゼル車の燃料噴射装置において、燃料ポンプとコモンレール間を接続する燃料パイプの締付トルク指示が不適切なため、当該パイプの組付ばらつきにより、エンジンの振動等で当該締結部が緩むことがある。そのため、燃料漏れが生じてエンストするおそれがある。
改善措置:全車両、燃料パイプおよびクランプを対策品に交換する。
2017/04/12 — 排ガス減少装置(リコール・対象11,955台)
不具合の内容: ディーゼル車の排出ガス発散防止装置において、フロントパイプに取り付けられている尿素水インジェクタ固定用フランジの材質が不適切なため、錆によりフランジが亀裂して脱落することがある。そのため、尿素水インジェクタも脱落し、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがある。
改善措置: 全車両、フロントパイプを良品に交換する。
2013/11/07 — エンジン一般(リコール・対象6,723台)
不具合の内容:エンジンのバルブスプリングにおいて、表面処理工程の管理が不適切なため、スプリング表面が腐食しているものがある。そのため、使用過程で腐食部を起点にスプリングが折損してエンジン不調となり、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
改善措置:全車両、点検し、当該バルブスプリングを正規品と交換する。
2006/05/16 — アクスルシャフト(リコール・対象107,767台)
不具合の内容:リヤアクスルシャフトのフランジ部の強度が不足しているため、高速で山間の屈曲路等を繰り返し走行すると、フランジの付け根部に亀裂が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、亀裂が進行し、最悪の場合、当該部が折損して車輪が外れ、走行できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、リヤアクスルシャフトを対策品と交換する。
2005/05/16 — 緩衝アーム/ロッド(リコール・対象23,823台)
不具合の内容:前輪緩衝装置のロアアームとナックルアームを連結しているボールジョイント内部の組付け工程が不適切なため、ジョイント球面部に傷がついたものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ボールジョイントの摩耗が早期に進行してガタが増大し、最悪の場合、ボールジョイントがナックルアームから外れ、走行不能に至るおそれがある。
改善措置:全車両、左右ボールジョイント(ナックルアーム付き)を良品と交換する。
1998/07/09 — エンジン一般(リコール・対象9,076台)
不具合の内容:原動機(V型6気筒ガソリンエンジン)のシリンダヘッドガスケットの密封性能に不十分 なものがあるため、そのままの状態で使用を続けると、当該ガスケットから冷却水が漏れ 、最悪の場合、オーバーヒートに至るおそれがある。
改善措置:原動機の製造番号を確認し、該当する車両は、当該ガスケットを対策品と交換する。
1997/05/27 — 冷却装置(リコール・対象260,084台)
不具合の内容: 原動機の左側面にあるゴムプラグ(止水栓)の耐熱性が不足しているため、当該ゴムプ ラグに亀裂が発生し、冷却水が漏れて、最悪の場合、オーバーヒートに至るおそれがある 。
改善措置: 原動機の製造番号を確認し、該当する車両は、ゴムプラグを対策品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはランドクルーザープラドに関するユーザー申告が全155件寄せられています。装置別の内訳はランドクルーザープラドの車両データページでご確認ください。
よくある質問
ランドクルーザープラドのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全9件です(2026-08-30時点、通称名「ランドクルーザープラド」での届出を集計)。多い装置は燃料ポンプ(2件)、エンジン一般(2件)、燃料ホース/パイプ(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はランドクルーザープラドのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。