トヨタ C-HR(2016〜2023年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全6件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
装置別に多いのは燃料ポンプ(2件)、その他(制御装置)(1件)、配線(1件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2023/10/18 — 燃料ポンプ(リコール・対象33,399台)
不具合の内容: 高圧燃料ポンプにおいて、設計検討が不十分なため、構成品の圧入組付け後に必要な強度が不足し、使用過程でポンプ内部が摩耗や損傷することがある。そのため、ポンプ溶接部に応力が集中して、亀裂が発生し燃料漏れに至るおそれがある。
改善措置: 全車両、高圧燃料ポンプの製造番号を点検し、該当する場合は対策品に交換する。
2021/05/26 — 燃料ポンプ(リコール・対象22,446台)
不具合の内容:高圧燃料ポンプにおいて、燃料圧力に対する構成部品の耐圧性能が不足しているため、使用過程でポンプ内部が摩耗や損傷するものがある。そのため、ポンプ溶接部に応力が集中して、亀裂が発生し燃料漏れに至るおそれがある。
改善措置:全車両、高圧燃料ポンプの製造番号を点検し、該当する場合は対策品に交換する。
2019/07/24 — その他(制御装置)(リコール・対象22,431台)
不具合の内容:電子制御式油圧ブレーキのブレーキブースタポンプにおいて、ポンプモータの構成部品である樹脂製ブラシホルダの成形型が不適切なため、ブラシとの隙間が小さく、ポンプ作動時に当該ホルダが熱膨張してブラシが当該ホルダに引っ掛かり、ポンプモータが導通不良となるものがある。そのため、ポンプモータが作動せず警告灯が点灯し、最悪の場合、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれがある。
改善措置:全車両、ブレーキブースタポンプを点検し、該当するものは良品と交換する。
2018/09/05 — 配線(リコール・対象553,870台)
不具合の内容: エンジンルーム内の電気配線において、組付ばらつきの検討が不足していたため、当該配線が保護カバーのない箇所で周辺部品と干渉しているものがある。そのため、走行時の振動により当該配線の被覆が損傷して、配線同士が短絡、発熱し、焼損することがあり、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。
改善措置: 全車両、当該配線を点検し、被覆に損傷がないものは保護材を追加する。また、被覆が損傷しているものは保護材を追加した新品と交換する。
2017/11/15 — 駐車ブレーキ一般(リコール・対象22,223台)
不具合の内容:電動パーキングブレーキにおいて、ブレーキ制御コンピュータの断線検出プログラムが不適切なため、作動または解除操作を長期間行わないと当該パーキングブレーキ用モータ接点に生成された酸化皮膜により接触抵抗が増加して、断線と判定することがある。そのため、警告灯が点灯して、電動パーキングブレーキが作動しないおそれがある。
改善措置:全車両、制御プログラムを修正する。
2017/10/18 — その他(電気装置)(リコール・対象20台)
不具合の内容: ハイブリッドシステムの電圧変換器(インバータ)において、製造工程での異常処置が不適切なため、コンデンサが電圧変換器本体にボルト締結されず、端子のみで支持されているものがある。そのため、走行振動により端子が折損して警告灯が点灯し、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。
改善措置: 全車両、電圧変換器を良品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはC-HRに関するユーザー申告が全48件寄せられています。装置別の内訳はC-HRの車両データページでご確認ください。
よくある質問
C-HRのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全6件です(2026-08-30時点、通称名「C-HR」での届出を集計)。多い装置は燃料ポンプ(2件)、その他(制御装置)(1件)、配線(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はC-HRのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(C-HRを選択済み)をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。