スバル XV(2017〜2023年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全15件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
装置別に多いのはその他(その他)(4件)、ブローバイ装置(2件)、燃料ポンプ(1件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2024/01/26 — 燃料ポンプ(リコール・対象229,843台)
不具合の内容:燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2022/07/21 — 配線(リコール・対象247,383台)
不具合の内容:電動パーキングブレーキ用のハーネスコネクタにおいて、樹脂材料の選定が不適切なため、融雪剤等の影響からコネクタが割れることがある。そのため、車両振動等によりハーネスコネクタが抜け、警告灯を点灯させ電動パーキングブレーキが作動しない、または解除できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、ハーネスコネクタを点検し、対象であれば抜け止めクリップを装着する。
2021/04/15 — スプリング/エアサス(リコール・対象96,560台)
不具合の内容:リヤスタビライザのブラケットと車体の締結面において、使用過程でボルトが緩み、当該取り付け部にガタが生じて異音が発生することがある。そのまま使用を続けるとボルトが脱落する可能性があり、最悪の場合ブラケットが周辺部品を傷つけるおそれがある。
改善措置:全車両、当該取付ボルトの状態を点検し、規定トルクで締付けを行う。また、ボルトが脱落していた場合は、新品のボルトを取付ける。
2020/08/27 — 前照灯(リコール・対象670台)
不具合の内容:LED仕様の右側ヘッドランプにおいて、内部構成部品である光源ユニットの製造時のコード配索が不適切なため、光源ユニットのコードが内部に干渉し、光源ユニットの左右方向の動きが妨げられることがある。そのため、使用過程で光軸ずれが発生し、保安基準第32条(前照灯の基準)に適合しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、右側ヘッドランプの製造ロット番号を確認し、該当するものは右側ヘッドランプを良品に交換する。
2019/11/28 — ブローバイ装置(リコール・対象14,433台)
不具合の内容:ブローバイガス還元装置において、PCVバルブの材質が不適切なため、クランクケース接続部の耐久性が不足しているものがある。そのため、当該接続部の破損により燃焼室にエンジンオイルが浸入し燃焼、マフラーから多量の白煙が発生して、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
改善措置:全車両、PCVバルブを対策品に交換する。
2019/10/17 — 主ブレーキ一般(リコール・対象58,864台)
不具合の内容:ブレーキホースにおいて、ブレーキ圧に対する耐久性評価が不十分なため、ホース接続金具加締め部のシール性が不足しているものがある。そのため、ブレーキフルードがホース外層と内層の間に浸潤し、ブレーキホースが膨らむおそれがある。
改善措置:全車両、ブレーキホースを対策品に交換する。
2019/10/17 — ブローバイ装置(リコール・対象83,227台)
不具合の内容:ブローバイガス還元装置において、PCVバルブの材質特性に対する曲げ加工設定値が不適切なため、クランクケース接続部の耐久性が不足しているものがある。そのため、当該接続部の破損により燃焼室にエンジンオイルが浸入し燃焼、マフラーから多量の白煙が発生して、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
改善措置:全車両、PCVバルブを対策品に交換する。
2019/10/17 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象137,467台)
不具合の内容:エンジンコントロールユニットの制御プログラムにおいて、エンジンが停止する際の制御が不適切なため、イグニッションコイルへ必要以上に通電することがある。そのため、イグニッションコイルの内部温度が上昇し回路がショート、ヒューズ切れを起こし、最悪の場合、走行中エンジンが停止するおそれがある。
改善措置:全車両、イグニッションコイルを点検しエンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。イグニッションコイルに損傷がある場合は、イグニッションコイルを新品に交換する。
2019/05/30 — 窓ガラス(リコール・対象99台)
不具合の内容:左側リヤドアガラスにおいて、強化ガラス生産時の冷却工程が不適切なため、ガラス成形後の冷却不足により適切に強化処理がされなかったものがある。そのため、保安基準第29条で規定された強化ガラスの破砕試験に適合しないおそれがある。
改善措置:全車両、左側リヤドアガラスを良品に交換する。
2019/01/31 — パワーステアリング(リコール・対象775台)
不具合の内容:電動パワーステアリングにおいて、コントロールユニットの端子部の製造条件が不適切なため、回路が絶縁されずに導通するものがある。そのため、警告灯が点灯するとともにパワーステアリングのアシスト機能が停止し、ステアリングの操作力が増大するおそれがある。
改善措置:全車両、ステアリングギアボックスを良品に交換する。
2018/11/08 — その他(その他)(リコール・対象100,764台)
不具合の内容:車両製作工場の完成検査において、完成検査工程における合否判定が不明確な可能性があるため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった。
改善措置:全車両、指定整備工場において点検および自動車検査員による確認を行う。道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。
2018/10/11 — その他(その他)(リコール・対象6,124台)
不具合の内容:車両製作工場の完成検査において、完成検査工程における合否判定が不明確な可能性があるため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった。
改善措置:全車両、指定整備工場において点検および自動車検査員による確認を行う。道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。
それ以前のリコール届出
| 届出日 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|
| 2018/02/08 | その他(その他) | リコール | 27,066 |
| 2017/11/16 | その他(その他) | リコール | 390,222 |
| 2017/07/20 | その他(乗車装置) | リコール | 42,080 |
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。スバルの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはXVに関するユーザー申告が全129件寄せられています。装置別の内訳はXVの車両データページでご確認ください。
よくある質問
XVのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全15件です(2026-08-30時点、通称名「XV」での届出を集計)。多い装置はその他(その他)(4件)、ブローバイ装置(2件)、燃料ポンプ(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はXVのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(XVを選択済み)をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。