日産 デイズ(2019〜2024年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全12件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
装置別に多いのはエンジン本体(2件)、ドア(2件)、始動装置(1件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2018/01/25 — エンジン本体(リコール・対象4台)
不具合の内容:原動機のシリンダーヘッドにおいて、生産設備変更時の検証が不適切なため、オイル通路の加工穴に穴を塞ぐためのスチールボールを誤って2個圧入したことでオイル通路が閉塞しているものがある。そのため、オイル供給不足によりカムシャフトのジャーナル部が焼き付くおそれがある。
改善措置:全車両、原動機を良品と交換する。
2017/06/15 — エンジン本体(リコール・対象257台)
不具合の内容:原動機のシリンダーブロックにおいて、鋳造型の中子がずれたまま鋳造されたため、オイル通路が完全に貫通していないものがある。そのため、オイル供給不足によりクランクシャフトのジャーナルメタルが焼き付き、異音が発生し、最悪の場合、原動機が焼き付くおそれがある。
改善措置:全車両、シリンダーブロックの製造ロットを確認のうえ、該当するものは、オイル通路の貫通状態を確認し、未貫通または一部閉塞している場合は原動機を良品と交換する。
2017/04/06 — ドア(リコール・対象73,911台)
不具合の内容:乗降扉のドアラッチにおいて、構成部品の製造が不適切なため、部品の精度が規格を外れているものがあり、気温が高くなるとロック機構の動きが悪くなることがある。そのため、乗降扉が確実にロックされず、最悪の場合、運行中に乗降扉が開くおそれがある。
改善措置:全車両、製作期間に応じて必要な箇所のドアラッチを良品と交換する。(除くスライドドアラッチ) なお、交換用部品の準備に時間を要するため、使用者に不具合内容を通知し注意喚起のうえ、部品準備でき次第交換する。
2017/01/27 — 始動装置(リコール・対象607,429台)
不具合の内容:(1)エンジンの始動装置(スターター)において、エンジン制御プログラムが不適切なため、エンジンクランキング開始直後のシフト操作により、スターターモーターピニオンギヤがエンジンのリングギヤに強嵌合し、その衝撃でギヤが破損することがある。そのため、エンジン始動時に異音が発生し、最悪の場合、エンジンが始動できなくなるおそれがある。
改善措置:(1)全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に書き替える。
2017/01/27 — 自己診断機能(エンジ(リコール・対象607,429台)
不具合の内容:(2)アイドリングストップ機能付き車のエンジンECUにおいて、エンジン制御プログラムが不適切なため、触媒劣化診断が適正に実施されないことがある。そのため、触媒が劣化しても警告灯が点灯しないおそれがある。
改善措置:(2)全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に書き替える。
2017/01/27 — コンピュータ(動力伝(改善対策・対象523,570台)
不具合の内容:自動無段変速機(CVT)において、コントロールユニットの制御が不適切なため、CVT内部のクラッチの結合が遅れ、発進時に駆動力が伝わらないことがある。 そのため、坂道での発進時にブレーキペダルを放した際、一時的に車両の自重で坂道を下がるおそれがある。
改善措置:全車両、CVT ECUの制御プログラムを対策仕様に書き替える。
2016/08/04 — ドア(リコール・対象79,501台)
不具合の内容:右側乗降扉のドアラッチにおいて、構成部品の製造が不適切なため、部品の精度が規格を外れているものがあり、気温が高くなるとロック機構の動きが悪くなることがある。そのため、乗降扉が確実にロックされず、最悪の場合、運行中に乗降扉が開くおそれがある。
改善措置:全車両、右側ドアラッチを良品と交換する。(除くスライドドアラッチ)なお、交換用部品の準備に時間を要するため、使用者に不具合内容を通知し注意喚起のうえ、部品準備が整い次第交換する。
2015/09/03 — 排ガス減少装置(リコール・対象451,369台)
不具合の内容:排気ガス再循環装置(EGR)のEGRクーラーおよびEGRバルブハウジングにおいて、一部の材質が不適切なため排気ガス凝縮水により腐食し、腐食片がEGRバルブに噛み込んだり、EGRバルブハウジングに穴あきが発生したりするものがある。そのため、燃焼不良となり、エンスト、再始動不能に至るおそれがある。
改善措置:全車両、EGRクーラーを確認し、対策品に交換する。また、全車両、EGRバルブハウジングを対策品に交換する。
2015/09/03 — 燃料ポンプ(リコール・対象451,369台)
不具合の内容:燃料ポンプにおいて、製造時の燃料流量の管理が不適切なため、燃料流量が少ないものがある。また、エンジンを制御するコントロールユニット(エンジンECU)の制御プログラムが不適切なため、燃料噴射量が過剰となることがある。これらに加えて、点火プラグの仕様が不適切なため、点火プラグのくすぶりが発生し、始動時間が長くなったり、始動不能に至ったりするおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンECUのプログラムを対策品に書き替える。また、車両の類別により燃料ポンプおよび点火プラグの改善が必要な場合は、燃料ポンプおよび点火プラグを確認し、燃料ポンプは良品に交換、点火プラグは仕様変更品に交換する。
2014/11/28 — ドラム/ディスク(リコール・対象27,607台)
不具合の内容:四輪駆動車のリヤブレーキにおいて、ドラム取外し用ネジ穴の位置が不適切なため、当該ネジ穴からブレーキドラム内に水が浸入し、その状態で外気温が低い環境下に停車すると、浸入した水が凍結することがある。そのため、リヤブレーキがロックしてタイヤが回転できなくなり、最悪の場合、路面状況によっては横滑りするおそれがある。
改善措置:全車両、リヤブレーキドラムを対策品に交換する。
2014/04/10 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象24,309台)
不具合の内容:過給機付車両のエンジンECUのプログラムにおいて、燃料噴射量、空気量及びプラグ点火時期の制御等が不適切なため、エンジン回転速度が低速回転域で低下し、エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンECUのプログラムを対策品に書き替える。 なお、エンジンECU書き替えに伴い、CVT ECUのプログラムを書き替える。
2013/06/04 — 制動灯(リコール・対象1,456台)
不具合の内容:テールゲートに固定するハイマウントストップランプに塗布したすべり剤の影響により、ハイマウントストップランプのツメ部に亀裂が発生する。そのままの状態で使用すると、ハイマウントストップランプがテールゲートの取付位置からずれるおそれがある。
改善措置:全車両、テールゲートのハイマウントストップランプ取付部を清掃し、すべり剤塗布を廃止したハイマウントストップランプ対策品に交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。日産の公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはデイズに関するユーザー申告が全416件寄せられています。装置別の内訳はデイズの車両データページでご確認ください。
よくある質問
デイズのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全12件です(2026-08-30時点、通称名「デイズ」での届出を集計)。多い装置はエンジン本体(2件)、ドア(2件)、始動装置(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はデイズのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(デイズを選択済み)をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。