カワサキ W800(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全7件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:W800のリコール届出 全7件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近7件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2022/03/03 | 1151080 | 警音器 | リコール | 3,979 |
| 2021/10/18 | 1150340 | 排気管 | リコール | 2,136 |
| 2019/04/22 | 1144890 | 前照灯 | リコール | 20,460 |
| 2015/12/14 | 1137201 | 配線 | リコール | 5,973 |
| 2015/12/14 | 1137202 | エンジン一般 | リコール | 5,973 |
| 2013/01/30 | 1130830 | 燃料ポンプ | リコール | 3,351 |
| 2011/06/08 | 1127620 | タイヤ | リコール | 894 |
装置別に多いのは警音器(1件)、排気管(1件)、前照灯(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2022/03/03 — 警音器(リコール・対象3,979台)
不具合の内容:警音器の電気配線において、警音器及びブラケット等の耐振性が不足しているため、特定のエンジン回転領域で発生する車体振動により、当該配線の端子部に負荷がかかり、き裂が生じることがある。そのため、そのまま使用を続けると当該配線が断線し警音器が作動しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、警音器及びブラケット等を対策品に交換するとともに、使用過程車については、電気配線も補修用ハーネスを用いて修理する。なお、補修用ハーネスの準備に時間を要することから、供給準備が整うまでは乗車前点検の実施を使用者に周知し、警音器が作動しない場合は暫定措置として電気配線を修理する。
2021/10/18 — 排気管(リコール・対象2,136台)
不具合の内容:車両組み立てにおいて、不適切なマフラの取り付け手順により、エキゾーストパイプの固定が不完全なものがある。そのため、走行中、エキゾーストパイプホルダ固定用ナットに緩みが発生し、最悪の場合、当該ナット及びエキゾーストパイプ固定用カラーが脱落し他の交通の妨げとなるおそれがある。
改善措置:全車両、エキゾーストパイプホルダ・ガスケット、エキゾーストパイプコネクティング・ガスケット及びカラーを新品に交換し、適切な方法でマフラを取り付ける。
2019/04/22 — 前照灯(リコール・対象20,460台)
不具合の内容:走行用前照灯において、ヘッドライトテスタの設定が不適切なため、走行用前照灯の光軸調整が適切に行われていないものがある。そのため、光軸の向きが基準に適合しないおそれがある。
改善措置:全車両、走行用前照灯の光軸を確認し、不適切な車両は適切な位置に調整する。
2015/12/14 — 配線(リコール・対象5,973台)
不具合の内容:1.電気配線の配索設計が不適切なため、電気配線がフレームの突起部と干渉していることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、電気配線の被覆が摩耗して芯線がフレームと短絡し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。 2.スロットルボディホルダの耐熱性が不足しているため、エンジンからの熱により硬化することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、振動により亀裂が発生し、亀裂部から空気を過剰に吸入してエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
改善措置:1.全車両、当該電気配線を点検し、損傷のあるものは補修または交換を行うとともに、保護カバーを追加し、配索を変更する。 2.全車両、スロットルボディホルダを対策品に交換する
2015/12/14 — エンジン一般(リコール・対象5,973台)
不具合の内容:1.電気配線の配索設計が不適切なため、電気配線がフレームの突起部と干渉していることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、電気配線の被覆が摩耗して芯線がフレームと短絡し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。 2.スロットルボディホルダの耐熱性が不足しているため、エンジンからの熱により硬化することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、振動により亀裂が発生し、亀裂部から空気を過剰に吸入してエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
改善措置:1.全車両、当該電気配線を点検し、損傷のあるものは補修または交換を行うとともに、保護カバーを追加し、配索を変更する。 2.全車両、スロットルボディホルダを対策品に交換する
2013/01/30 — 燃料ポンプ(リコール・対象3,351台)
不具合の内容:燃料ポンプにおいて、内部ベアリングの耐久性が不足しているため、ベアリングが磨耗する場合があり、円滑に作動しなくなるとともに、異音が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、磨耗の進行に伴い、燃料吐出量が低下して、エンジン不調が発生し、最悪の場合、ベアリングが破損して燃料を吐出できなくなり、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、燃料ポンプを対策品と交換し、取付ボルトを新品と交換する。
2011/06/08 — タイヤ(リコール・対象894台)
不具合の内容:前後輪タイヤ・ホイールにおいて、チューブの組み付けが不適切なため、チューブがタイヤとリムに挟まれ損傷している場合がある。そのため、走行中に挟まれたチューブが外れた場合、損傷箇所から空気が漏れ、最悪の場合、バランスを失い転倒するおそれがある。
改善措置:全車両、前後輪チューブを点検し、チューブに損傷が認められた場合は新品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。カワサキの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはW800に関するユーザー申告が全17件寄せられています。装置別の内訳はW800の車両データページでご確認ください。
よくある質問
W800のリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全7件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(W800 ほか2表記)での届出を集計)。多い装置は警音器(1件)、排気管(1件)、前照灯(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はW800のよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。