ホンダ シビックのリコール一覧【全38件】不具合内容と対策まとめ

ホンダ シビック(2016〜2023年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全38件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのは燃料ポンプ(8件)、エアバッグ(4件)、その他(その他)(3件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/07/30 — 座席(リコール・対象14,730台)

不具合の内容: 運転者席及び助手席シートにおいて、左側サイドフレームを成型する金型及び製造管理が不適切なため、当該フレームの端部が正しく成型できていないものがある。そのため、当該フレーム端部の形状が保安基準に適合しない。

改善措置: 全車両、運転者席及び助手席シートの左側サイドフレーム端部に、保護材を追加する。

2026/05/28 — 燃料ポンプ(リコール・対象36,116台)

不具合の内容: 無鉛プレミアムガソリン指定車に搭載した低圧燃料ポンプにおいて、ポンプ作動検査時の検査用液が不適切なため、インペラ(樹脂製羽根車)に検査用液が浸透して強度が低下し、亀裂が生じることがある。そのため、冷熱の繰り返しによりインペラの亀裂が進展して燃料により膨潤し、ポンプカバーと接触して作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。

改善措置: 全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

2025/09/11 — その他(その他)(リコール・対象1,937台)

不具合の内容:事故情報計測・記録装置において、事故時の情報を記録するプログラムが不適切なため、特定のドライビングモードで車両挙動安定化制御システムがオフ設定時に衝突事故が発生すると、当該装置に車両挙動安定化制御システムとトラクションコントロールシステムの情報が正しく記録されない。そのため、保安基準に適合しない。

改善措置:全車両、エアバッグコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。なお、事故時の情報が記録されている場合は、エアバッグコントロールユニットを交換する。

2025/06/26 — その他(その他)(リコール・対象1台)

不具合の内容:車両の製造において、修理後の再検査設備が不適切なため、ソフトウェア情報の確認ができていない。

改善措置:ソフトウェア情報を確認する。

2025/05/22 — 装置その他(リコール・対象1台)

不具合の内容:事故自動緊急通報装置において、テレマティクスコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、通話接続中に圏外で接続が途切れた後、圏内に入っても自動で再接続しない。そのため、保安基準に適合しない。

改善措置:全車両、テレマティクスコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。

2025/03/14 — 装置その他(リコール・対象3,112台)

不具合の内容:事故自動緊急通報装置において、テレマティクスコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、通話接続中に圏外で接続が途切れた後、圏内に入っても自動で再接続しない。そのため、保安基準に適合しない。

改善措置:全車両、テレマティクスコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。

2024/10/10 — 燃料ポンプ(リコール・対象62,844台)

不具合の内容:ハイブリッド車において、高圧燃料ポンプ構成部品の加工工程が不適切なため、加工時の金属粉が当該ポンプの構成部品と加工治具の間に噛み込むものがある。そのため、加工部端面に亀裂が発生し、そのまま使用を続けるとポンプ作動時の振動で亀裂が貫通し、燃料漏れに至るおそれがある。

改善措置:全車両、高圧燃料ポンプ付近のHC濃度を測定し、濃度が基準を超えているものは対策品と交換する。

2024/10/03 — バッテリー(リコール・対象55台)

不具合の内容:ハイブリッド車の高電圧バッテリにおいて、バッテリ内の電池セル端子部の製造管理が不適切なため、貼り合せた素材をかしめた際に外側の素材がセル内の電解液に浸漬しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、電解液により端子部が腐食し破断すると、パワーシステム警告灯が点灯するとともにフェールセーフが働き、ハイブリッドシステムが停止して、走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、高電圧バッテリを良品と交換する。

2024/10/03 — かじ取ギヤボックス(リコール・対象97,543台)

不具合の内容:電動パワーステアリングギヤボックスにおいて、ギヤ同士の噛み合わせ荷重設定が不適切なため、噛み合い部に塗布したグリースが押し出され、摺動抵抗が増加することがある。そのため、ステアリングを操作するときの操作力が増大するおそれがある。

改善措置:①全車両、ギヤを噛み合わせるためのスプリングを対策品に交換するとともに、グリースをウォームホイールの噛み合い部に塗布する。 ②全車両、ステアリングギヤボックスを対策品のスプリングが組み込まれたものと交換する。 なお、部品の準備に時間を要することから、不具合内容を周知し、準備でき次第、改めて連絡する。

2023/10/13 — 燃料ポンプ(リコール・対象2台)

不具合の内容:交換修理用部品の低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

2023/07/27 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象5,942台)

不具合の内容:エンジン制御コンピュータ(ECU)において、制御プログラムが不適切なため、EV走行時または回生時のエンジン停止位置制御中にクランクシャフトの瞬間的な逆転を異常と誤検知し、ECUがリセットして、故障診断情報を消去することがある。そのため、保安基準第31条で定める基準(細目告示別添48「車載式故障診断装置の技術基準」)に適合しない。

改善措置:全車両、エンジン制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。

2021/03/25 — 燃料ポンプ(リコール・対象19,430台)

不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

それ以前のリコール届出

届出日不具合装置種別対象台数
2021/03/25燃料ポンプリコール6,925
2020/06/04シートベルトリコール8,390
2020/05/28燃料ポンプリコール12,427
2020/05/28燃料ポンプリコール7,572
2020/01/23エアバッグリコール43,904
2018/11/01車体リコール1,079
2016/09/08エアバッグリコール668,816
2016/06/09エアバッグリコール783,422
2016/02/05エアバッグリコール442,997
2015/11/26配線リコール1
2011/10/27配線リコール1,182
2011/07/25冷却装置リコール50,122
2008/09/25スプリング/エアサスリコール8,086
2007/09/06制動灯リコール63,099
2007/03/22配線リコール298,231
2006/10/05パワーステアリング改善対策9,679
2006/05/31その他(その他)改善対策423,344
2004/11/25シートベルト改善対策43
2004/02/26前照灯リコール190,424
2001/10/25エンジン本体改善対策228,768
2001/06/06クリップ ボトル/ナッリコール100,571
2001/06/06燃料ホース/パイプ改善対策24,203
2001/04/11始動装置リコール88,644
1998/05/26燃料ポンプリコール189,033
1994/05/24点火コイルリコール407,001
1994/03/24クラッチケーブル/ロリコール156,556

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ホンダの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはシビックに関するユーザー申告が全94件寄せられています。装置別の内訳はシビックの車両データページでご確認ください。

よくある質問

シビックのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全38件です(2026-08-30時点、通称名「シビック」での届出を集計)。多い装置は燃料ポンプ(8件)、エアバッグ(4件)、その他(その他)(3件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はシビックのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(シビックを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

← ブログに戻る