ハーレーダビッドソン ロードグライドのリコール一覧【全16件】不具合内容と対策まとめ

ハーレーダビッドソン ロードグライド(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全16件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:ロードグライドのリコール届出 全16件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2026/07/081242020その他(エンジン)リコール1,574
2025/04/161239580その他(電気装置)リコール390
2025/04/161239680その他(制御装置)リコール29
2024/02/091237640主ブレーキ一般リコール332
2019/03/061227920クラッチリコール5,489
2018/08/211227010ABSリコール13,704
2017/06/291225050冷却装置リコール1,100
2016/10/131223700クラッチリコール1,799
2015/09/181222300クラッチリコール1,028
2015/09/011222170その他(車枠車体)リコール4,707
2015/05/201221790クラッチリコール943
2012/05/251218340その他(保安灯火)リコール14,651
2009/12/211216410燃料タンクリコール3,763
2009/09/031216060ホイールリコール64
2008/08/281215120燃料フィルターリコール1,743
2004/03/161210950潤滑装置リコール56

装置別に多いのはクラッチ(4件)、その他(エンジン)(1件)、その他(電気装置)(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/07/08 — その他(エンジン)(リコール・対象1,574台)

不具合の内容:エアクリーナーのベースプレートにおいて、ブリーザーポートの成形工程が不適切なため、内部が閉塞しているものがある。そのため、ブローバイガスが排出されずにクランクケース内の圧力が上昇し、エンジンオイル注入口からオイルが漏れ、最悪の場合、エンジンオイル注入口を開けた際にオイルが噴出して怪我をするおそれがある。

改善措置:全車両、ブリーザーポートを点検し、閉塞している場合は開通させる。

2025/04/16 — その他(電気装置)(リコール・対象390台)

不具合の内容:ボルテージレギュレターにおいて、ハーネスの取り回しが不適切なため、ハーネスがクランクケース前端に接触しているものがある。 そのため、ハーネスの被覆が剥がれ、短絡することでメインヒューズが切れ、エンジンが走行中に停止するおそれがある。 ※ボルテージレギュレターとは、発電した電圧を一定に制御する装置をいう。

改善措置:全車両、レギュレターハーネスを確認し、取り回しが不適切な場合は正しく組付け、配線に損傷があった場合は新品に交換して正しく組付ける。

2025/04/16 — その他(制御装置)(リコール・対象29台)

不具合の内容:リアブレーキパイプをフレームに固定するクランプにおいて、保持力が不十分なため、クランプからブレーキパイプが外れた場合に、エキゾーストパイプに接近または、接触することがある。そのため、ブレーキ配管内に気泡が発生し、制動力が弱くなり、そのまま使用を続けると、接触している箇所が摩耗し破損することで、ブレーキフルードが漏れ、安全に停止できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、リアブレーキパイプクランプを対策品に交換する。

2024/02/09 — 主ブレーキ一般(リコール・対象332台)

不具合の内容:リアブレーキパイプをフレームに固定するクランプにおいて、保持力が不十分なため、クランプからブレーキパイプが外れた場合に、エキゾーストパイプに接近または、接触することがある。そのため、ブレーキ配管内に気泡が発生し、制動力が弱くなり、そのまま使用を続けると、接触している箇所が摩耗し破損することで、ブレーキフルードが漏れ、制動力が弱くなるため、安全に停止できなくなる可能性がある。

改善措置:全車両、リアブレーキホースクランプを対策品に交換する。

2019/03/06 — クラッチ(リコール・対象5,489台)

不具合の内容:油圧クラッチのクラッチアクチュエータにおいて、ピストン部のシールの材質が不適切なため、クラッチフルードが漏れるものがある。そのため、クラッチマスターシリンダー内の液面が下がり、クラッチフルード内に空気が混入し、最悪の場合、クラッチ操作が行えなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、クラッチアクチュエータのピストンとシールを対策品に交換する。

2018/08/21 — ABS(リコール・対象13,704台)

不具合の内容:ブレーキフルードの成分が不適切なため、経年劣化により大気中の水分を吸収しやすくなるものがある。そのため、ブレーキフルードがゲル状に変化し、ABSユニットの加圧バルブに詰まり、加圧バルブが戻りきらないことによりキャリパーへのブレーキ液圧が上がらず、最悪の場合、ブレーキが効かなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、ブレーキフルードを良品と交換する。

2017/06/29 — 冷却装置(リコール・対象1,100台)

不具合の内容:エンジン冷却装置において、エンジンオイルクーラーホースの組付け作業が不適切なため、固定金具(クランプ)が締結されていないものがある。そのため、油圧により当該ホースが外れ、オイルが漏れ、漏れたオイルがリヤタイヤに付着し、車両の制御ができなくなり、最悪の場合、転倒するおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンオイルクーラーホースの固定金具(クランプ)を点検し、締結されていない場合は、専用工具で締め付けを行う。

2016/10/13 — クラッチ(リコール・対象1,799台)

不具合の内容:油圧式クラッチのマスターシリンダーにおいて、加工時の内部洗浄が不適切なため、製造時に使用する化学薬品が除去できておらず、ブレーキフルードと化学薬品の混合液がマスターシリンダー内部のアルミ地と化学反応を起こし、ガスの泡が発生するものがある。そのため、発生したガスがマスターシリンダー内部に溜まった状態でクラッチ操作をすると、クラッチが切れない状態となるおそれがある。

改善措置:全車両、クラッチシステムを点検後、必要であれば指定の洗浄液で洗浄し、新品のマスターピストンを使って組み立てる。また、マスターシリンダー内部に腐食が見られる場合はマスターシリンダーを正しく洗浄された部品と交換する。

2015/09/18 — クラッチ(リコール・対象1,028台)

不具合の内容:油圧式クラッチのマスターシリンダーにおいて、加工時の内部洗浄が不適切なため、製造時に使用する化学薬品が除去できておらず、ブレーキフルードと化学薬品の混合液がマスターシリンダー内部のアルミ地と化学反応を起こし、ガスの泡が発生するものがある。そのため、発生したガスがマスターシリンダー内部に溜まった状態でクラッチ操作をすると、クラッチが切れない状態となるおそれがある。

改善措置:全車両、クラッチシステムを分解、指定の洗浄液で洗浄し、新品のマスターピストンを使って組み立てる。また、マスターシリンダー内部に腐食が見られる場合はマスターシリンダーを正しく洗浄された部品と交換する。

2015/09/01 — その他(車枠車体)(リコール・対象4,707台)

不具合の内容:サドルバッグを車体に固定する固定具の強度が不足しているものがあるため、固定具が破損するものがある。そのため、サドルバッグが脱落し、最悪の場合、他の交通の妨げとなるおそれがある。

改善措置:全車両、サドルバッグの固定具を対策品に交換する

2015/05/20 — クラッチ(リコール・対象943台)

不具合の内容:油圧式クラッチのマスターシリンダーにおいて、加工時の内部洗浄が不適切なため、製造時に使用する化学薬品が除去できておらず、ブレーキフルードと化学薬品の混合液がマスターシリンダー内部のアルミ地と化学反応を起こし、ガスの泡が発生するものがある。そのため、発生したガスがマスターシリンダー内に溜まった状態でクラッチ操作をすると、クラッチが切れない状態となるおそれがある。

改善措置:全車両、クラッチシステムを分解、指定の洗浄液で洗浄し、新品のマスターピストンを使って組み立てる。また、マスターシリンダー内部に腐食が認められる場合は、マスターシリンダーを正しく洗浄された部品と交換する。

2012/05/25 — その他(保安灯火)(リコール・対象14,651台)

不具合の内容:前部霧灯用ハーネスにおいて、設計過程における配線方法が、走行用前照灯点灯時に前部霧灯を点灯できない仕様になっている。

改善措置:全車両確認後、該当するものは前部霧灯の配線に、対策ハーネスの追加、もしくは配線加工を行う。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ハーレーダビッドソンの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはロードグライドに関するユーザー申告が全10件寄せられています。装置別の内訳はロードグライドの車両データページでご確認ください。

よくある質問

ロードグライドのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全16件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(ロ-ドグライド ほか7表記)での届出を集計)。多い装置はクラッチ(4件)、その他(エンジン)(1件)、その他(電気装置)(1件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はロードグライドのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

関連記事

← ブログに戻る