ダイハツ タントのリコール一覧【全30件】不具合内容と対策まとめ

ダイハツ タント(2013〜2022年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全30件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのは駐車ブレーキ一般(3件)、その他(エンジン)(3件)、座席(2件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2024/09/20 — 座席(リコール・対象1,710,607台)

不具合の内容:前部座席において、取付けボルトの締付けが不適切であったため、走行中の振動等により当該ボルトが緩むものがある。そのため、取付け部から異音が発生し、そのまま使用を続けるとボルトが脱落し、最悪の場合、衝突時に座席が動き、本来の乗員保護性能を発揮できないおそれがある。

改善措置:全車両、当該ボルトを指示トルクで適切に締付ける。

2024/06/06 — 車体(リコール・対象44,827台)

不具合の内容:後輪前方の床下に装着しているエアディフレクタにおいて、開発時の形状検証が不十分であったため、外装の技術基準(協定規則第26号)に適合していない。

改善措置:全車両、エアディフレクタを対策品と交換する。

2024/05/23 — その他(緩衝装置)(リコール・対象104,471台)

不具合の内容:フロントスタビライザにおいて、製造工程の管理が不適切なため、パイプ内部に塗装前の化成液が多量に残留し、水素脆化によって強度が低下しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中の捩じり力によってスタビライザが折損するおそれがある。

改善措置:全車両、フロントスタビライザの識別ペイントを確認し、該当する生産工場製のものは良品と交換する。

2023/05/26 — 燃料ポンプ(リコール・対象147,042台)

不具合の内容:燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、燃料ポンプを対策品と交換する。

2023/02/02 — エアーバッグ(リコール・対象32,439台)

不具合の内容:エアバッグコンピュータにおいて、コンデンサの製造工程が不適切なため、内部ショートが発生することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、作動すべき衝突時にエアバッグ及びシートベルトプリテンショナが作動しないおそれがある。

改善措置:全車両、エアバッグコンピュータを良品と交換する。

2023/01/19 — 駐車ブレーキ一般(リコール・対象339,883台)

不具合の内容:電動パーキングブレーキを制御するコンピュータにおいて、ブレーキ解除時のプログラムが不適切なため、ブレーキケーブルの戻し量が不足する場合がある。そのため、そのままの状態で使用を繰り返すと、やがてブレーキケーブルの作動域から逸脱するため、パーキングブレーキ作動時に異常を検出して警告灯が点灯し、最悪の場合、パーキングブレーキが解除できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、電動パーキングブレーキアクチュエータ内の制御コンピュータのプログラムを修正する。

2021/06/24 — 燃料ポンプ(リコール・対象956,221台)

不具合の内容:燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、燃料ポンプを対策品と交換する。

2021/04/15 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象9,728台)

不具合の内容:ターボ車のエンジン制御コンピュータにおいて、吸気管圧力センサの異常判定の設定が不適切なため、高地等の気圧の低い環境下で減速した際に誤ってセンサ異常を検出することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中にエンジン警告灯が点灯するとともに横滑り防止装置が作動しなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジン制御コンピュータのプログラムを修正する。

2020/10/15 — 駐車ブレーキ一般(リコール・対象353,578台)

不具合の内容:後輪ブレーキのシューとドラムの隙間を自動で調整する機構(ストラットセット)において、部品組立時のグリス塗布設備の管理が不適切なため、アジャスタボルトのネジ面のグリス塗布量が不足しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ネジ面が錆びて固着し、自動調整機構が作動しなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、アジャスタボルトを点検し、固着しているものは、ストラットセットを良品に交換する、固着していないものは、ネジ面を清掃し、グリスを塗布する。

2020/04/23 — その他(乗車装置)(リコール・対象188台)

不具合の内容:運転者席または後席のシートレールにおいて、位置調整用穴の加工治具が不適切なため、当該調整用穴の幅が狭いものがある。そのため、座席が適切に固定されず、最悪の場合、衝突時に座席が動き、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。

改善措置:全車両、シートレールの製造番号を確認し、該当するものはシートレールを良品に交換する。

2019/04/11 — 駐車ブレーキ一般(リコール・対象377,654台)

不具合の内容:後輪ブレーキのシューとドラムの隙間を自動で調整する機構(ストラットセット)において、部品組立時のグリス塗布作業が不適切なため、アジャスタボルトのネジ面にグリスが塗布されていないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ネジ面が錆びて固着し、自動調整機構が作動しなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、アジャスタボルトを点検し、固着しているものは、ストラットセットを良品に交換する、固着していないものは、ネジ面を清掃し、グリスを塗布する。

2019/04/11 — 主ブレーキ一般(リコール・対象1,575,379台)

不具合の内容:カウルルーバーとダッシュパネルの合わせ部の止水処理が不適切なため、雨水等がブレーキブースタに滴下するものがある。そのため、ブレーキブースタに錆が発生し、そのままの状態で使用を続けると、錆が早期に進行して、最悪の場合、ブレーキブースタに穴があき、ブレーキペダルの操作力が増大し、制動距離が長くなるおそれがある。

改善措置:全車両、カウルルーバーとダッシュパネルの合わせ部の止水シールを対策品に交換する。また、ブレーキブースタを点検し、錆が進行しているものについては、ブレーキブースタを新品に交換する、錆が進行していないものについては、ブレーキブースタに防錆処理を施す。

それ以前のリコール届出

届出日不具合装置種別対象台数
2017/03/30A/Tリコール49,869
2016/07/21その他(車枠車体)リコール798,550
2016/04/14その他(乗車装置)改善対策79,633
2016/01/21座席改善対策12,468
2015/12/03その他(動力伝達)リコール128,866
2015/10/08配線リコール3,900
2015/03/31主ブレーキ一般リコール11,029
2014/11/27エアバッグリコール40,506
2014/03/11ドアリコール68,913
2013/12/04無段変速機リコール745,698
2013/12/04その他(エンジン)リコール505,068
2013/09/11その他(エンジン)リコール628,479
2012/06/06その他(エンジン)リコール138,440
2010/10/07後写鏡リコール882,006
2010/07/29その他(燃料装置)リコール26,168
2010/06/10その他(燃料装置)リコール117,109
2010/03/31かじ取リンク機構リコール114,358
2008/09/30その他(動力伝達)リコール136,810

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ダイハツの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはタントに関するユーザー申告が全481件寄せられています。装置別の内訳はタントの車両データページでご確認ください。

よくある質問

タントのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全30件です(2026-08-30時点、通称名「タント」での届出を集計)。多い装置は駐車ブレーキ一般(3件)、その他(エンジン)(3件)、座席(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はタントのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(タントを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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