トヨタ オーリスのリコール一覧【全14件】不具合内容と対策まとめ

トヨタ オーリス(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全14件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:オーリスのリコール届出 全14件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2020/06/241147620コンピュータリコール250,284
2018/11/291143810エバポ抑止装置リコール125,151
2018/01/171141740エアバッグリコール452
2017/03/301140180エアバッグリコール725,999
2016/10/261139110エアバッグリコール1,159,578
2015/11/181136770無段変速機リコール346,199
2015/10/211136590その他(電気装置)リコール600,965
2014/10/151134500その他(燃料装置)リコール189,321
2014/04/091133440始動装置リコール19,151
2013/01/311130870圧力制御伝達部リコール2,500
2012/10/101130360その他(電気装置)リコール459,326
2010/11/171126540ウオッシャーリコール4,450
2009/07/081123390無段変速機リコール71,319
2007/05/101118780その他(保安灯火)リコール20

装置別に多いのはエアバッグ(3件)、無段変速機(2件)、その他(電気装置)(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2020/06/24 — コンピュータ(リコール・対象250,284台)

不具合の内容:ハイブリッドシステムにおいて、異常判定時の制御プログラムが不適切なため、極低速から急加速するような高負荷走行時等に昇圧回路の素子が損傷した場合、フェールセーフモードに移行できないことがある。そのため、警告灯が点灯し、ハイブリッドシステムが停止して、走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、異常判定時の制御プログラムを対策仕様に修正する。 当該制御プログラム修正後に素子が損傷して警告灯が点灯した場合は、電力変換器のモジュールを無償交換する。

2018/11/29 — エバポ抑止装置(リコール・対象125,151台)

不具合の内容:燃料蒸発ガス排出抑制装置において、蒸発ガス通路端部(樹脂製)の強度が不足しているため、燃料による膨潤等で亀裂が発生することがある。そのため、長期間使用を続けると亀裂が貫通し、燃料が漏れて、燃料臭がするおそれがある。

改善措置:全車両、燃料蒸発ガス排出抑制装置を対策品と交換する。

2018/01/17 — エアバッグ(リコール・対象452台)

不具合の内容: 助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、着火剤充填工程での設備停止時の処置が不適切なため、充填量が少ないものがある。このため、エアバッグ作動時に正常に展開しないおそれがある。

改善措置: 全車両、助手席エアバッグを良品と交換する。

2017/03/30 — エアバッグ(リコール・対象725,999台)

不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。

改善措置:全車両、予防的措置としてエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを改良品に交換する。

2016/10/26 — エアバッグ(リコール・対象1,159,578台)

不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。

改善措置:全車両、予防的措置としてエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを改良品と交換する。なお、交換用部品が不足した場合には、助手席エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。

2015/11/18 — 無段変速機(リコール・対象346,199台)

不具合の内容:無段変速機の油圧クラッチ機構において、油圧を保持するための環状シール部の寸法精度が不適切なため、シールが偏心した状態で組み付けられているものがある。そのため、当該シールが損傷してクラッチが作動不良となり、走行不能に至るおそれがある。

改善措置:全車両、油圧の保持状態を点検し、正常な場合は油圧クラッチ機構を対策品に交換する。異常な場合は、対策品が組み込まれた無段変速機に交換する。

2015/10/21 — その他(電気装置)(リコール・対象600,965台)

不具合の内容:運転席ドア部のパワーウィンドウスイッチにおいて、スイッチ潤滑用グリースの塗布方法が不適切なため、グリース量が不足しているものがある。そのため、端子摺動部から出る摩耗粉と水分等の浸入により短絡回路が形成され、端子が発熱して当該スイッチおよび周辺の樹脂部品が焼損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、当該スイッチの端子間抵抗の導通を点検し、異常のみられるものは対策品と交換し、正常なものについては接点部に耐熱性グリースを適量塗布する。 また、上記の点検により、耐熱性グリースを塗布したものについて、その後、作動不良が発生した場合は、パワーウィンドウスイッチを交換する。

2014/10/15 — その他(燃料装置)(リコール・対象189,321台)

不具合の内容:燃料蒸発ガス排出抑制装置において、蒸発ガス通路端部(樹脂製)の強度が不足しているため、酸性物質が付着すると亀裂が発生することがある。そのため、使用過程で亀裂が進展して満タン時に燃料が漏れるおそれがある。

改善措置:全車両、燃料蒸発ガス排出抑制装置を対策品と交換する。

2014/04/09 — 始動装置(リコール・対象19,151台)

不具合の内容:始動装置のスタータにおいて、スタータ駆動用リレーの通電設定が不適切なため、接点部に銀成分が凝集するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、接点部から銀成分がはがれ落ち、回路内に挟まると当該リレーが通電状態となりスタータが回転し続け、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、当該リレーを対策品と交換するとともにスタータを新品と交換する。

2013/01/31 — 圧力制御伝達部(リコール・対象2,500台)

不具合の内容:ブレーキアクチュエータにおいて、誤ったシールリングが組み付けられたものがある。そのため、当該シール部よりブレーキアクチュエータ内にブレーキ液が漏れてブレーキ警告灯が点灯するとともに、制動力が低下するおそれがある。

改善措置:全車両、ブレーキアクチュエータの製造番号を確認し該当するものは良品に交換するとともに、当該ブレーキアクチュエータのコネクタ部を点検し、ブレーキ液の付着が認められた場合は、電気配線を新品と交換する。

2012/10/10 — その他(電気装置)(リコール・対象459,326台)

不具合の内容:運転席ドア部のパワーウィンドウスイッチにおいて、スイッチの潤滑用グリースが均一に塗布されていないものがあり、スイッチ操作時に接点部で発生するアーク(火花)によってグリースが炭化して潤滑性が悪化することがある。そのため、スイッチの摺動が悪くなり、早期に接点が摩耗して作動不良となるおそれがある。 また、スイッチの摺動不良を改善させようと市販の潤滑剤等を塗布すると、スイッチが溶損するおそれがある。

改善措置:全車両、パワーウィンドウスイッチを点検し、作動不良が確認されたものについては、耐熱性グリースを塗布したスイッチ基板と交換し、それ以外については、接点部に耐熱性グリースを塗布する。 また、上記の点検により、耐熱性グリースを塗布したものについて、その後、作動不良が発生した場合は、パワーウィンドウスイッチを交換する。

2010/11/17 — ウオッシャー(リコール・対象4,450台)

不具合の内容:販売店オプションとして設定しているウォッシャ液凍結防止ヒータが装着された車両において、ヒータ制御回路部の防水用オーリングの締め代が不足しているため、ウォッシャ液が制御回路内に浸入することがある。そのため、制御回路が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、当該ヒータを取り外す。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはオーリスに関するユーザー申告が全32件寄せられています。装置別の内訳はオーリスの車両データページでご確認ください。

よくある質問

オーリスのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全14件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(オーリス ほか1表記)での届出を集計)。多い装置はエアバッグ(3件)、無段変速機(2件)、その他(電気装置)(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はオーリスのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

関連記事

← ブログに戻る