マツダ ロードスター(2015〜2024年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全8件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
装置別に多いのは燃料ホース/パイプ(1件)、燃料ポンプ(1件)、車体(1件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2025/09/25 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象18,491台)
不具合の内容:フューエルパイプにおいて、ブラケットによる保持力の管理値が不適切なため、保持力が低いものがある。そのため、サーキット走行等でエンジン高回転域を繰り返し使用すると、振動によりフューエルパイプが共振して亀裂が生じ、そのまま使用を続けると燃料が漏れてエンジンが停止し、再始動できないおそれがある。最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、フューエルパイプを対策品に交換する。なお、交換部品の準備に時間を要することから、準備ができ次第、改めて案内する。
2021/11/12 — 燃料ポンプ(リコール・対象42,505台)
不具合の内容:ガソリンエンジン車の低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して低圧燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品に交換する。なお、修理部品の準備に時間を要するため、部品の準備ができ次第、使用者に改めて修理入庫を通知する。
2019/06/27 — 車体(リコール・対象1,231台)
不具合の内容:アンダーカバーにおいて、ブラケットとの接合治具の管理が不適切なため、接合強度が不足しているものがある。そのため、走行中の大きな振動や融雪剤による腐食で接合部が剥がれて異音が発生し、最悪の場合、ブラケットが脱落して他の交通の妨げとなるおそれがある。
改善措置:全車両、アンダーカバーを良品と交換する。
2019/01/31 — コンピュータ(動力伝(リコール・対象8,607台)
不具合の内容:自動変速機搭載車のトランスミッション制御コンピュータにおいて、クラッチ制御プログラムが不適切なため、Dレンジ(マニュアルモード含む)で走行中にレンジ信号ノイズを検出した場合に、意図しないクラッチ制御が作動することがある。そのため、減速感を伴うショックが発生し、最悪の場合、走行安定性を損なうおそれがある。
改善措置:全車両、トランスミッション制御コンピュータのクラッチ制御プログラムを対策プログラムに修正する。
2018/07/05 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象15,105台)
不具合の内容:減速エネルギー回生システム(i-ELOOP)を搭載した車両において、DC-DCコンバータの制御プログラムが不適切なため、電気回路が故障した場合にi-ELOOP警告灯点灯およびi-stop警告灯が点滅するとともに、通電停止のためのバイパスモードが作動するが、プッシュボタンスタートを押して電源ポジションをOFFにした際、解除することがある。そのため、そのまま使用を続けると、DC-DCコンバータ内部の電気回路がショートし、充電不良となりバッテリが上がり、エンジンが停止するおそれがある。または、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、エンジン制御コンピュータを点検し、点検の結果、DC-DCコンバータに異常がある場合はDC-DCコンバータを新品と交換し、エンジン制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。異常がない場合は、DC-DCコンバータおよびエンジン制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。
2016/04/07 — コンピュータ(リコール・対象1,073台)
不具合の内容:DC-DCコンバータにおいて、部品の検査指示が不適切なため、過大な電圧をかけ、内部基板がダメージを負ったものがある。そのため、そのまま使用を続けると、コンバータ内部がショートし、充電不良となり、警告灯等が点灯し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、DC-DCコンバータを良品に交換する。
2006/04/06 — エアーバッグ(改善対策・対象618台)
不具合の内容:ホーンスイッチをステアリングに締結しているボルトの強度が不足しているものがある。そのため、極低温下でエアバッグが展開した際、その圧力により当該ボルトが破断し、ホーンスイッチがステアリングから飛び出し、最悪の場合、乗員に危害を与えるおそれがある。
改善措置:全車両、ホーンスイッチとエアバッグを対策品に交換する。
2003/05/29 — その他(保安灯火)(リコール・対象78,505台)
不具合の内容:①フロント・フォグランプ装備車両において、当該ランプのソケットホルダーの固定構造 が不適切なため、バルブの点灯・消灯により、固定部分が膨張・収縮を繰り返し、ソケッ トホルダーがバルブとともにランプ本体から脱落して、周辺の樹脂製部品を溶損させ、最 悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:①全車両、ソケットホルダーとフォグランプ本体をスプリングで固定する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。マツダの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはロードスターに関するユーザー申告が全67件寄せられています。装置別の内訳はロードスターの車両データページでご確認ください。
よくある質問
ロードスターのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全8件です(2026-08-30時点、通称名「ロードスター」での届出を集計)。多い装置は燃料ホース/パイプ(1件)、燃料ポンプ(1件)、車体(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はロードスターのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(ロードスターを選択済み)をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。